Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

カラフルな時代

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All Photo by inos

六本木という街は昼も夜も華やかで嫌いではありません。ただ大きなビルが建ち並ぶだけなら新宿や品川も負けてはいないのに、ここは街そのものにカラーがあるような、それでいて白や黒一色で歩く人さえオシャレに見える不思議な所です。

公衆トイレの入り口の男性用と女性用とを区別するプレートを、形はそのままに色だけ逆にすると、多くの人が間違えて異性のトイレに入ってしまうのだそうです。最近では歩行者用の信号機に人の形が描かれているものが増えましたが、あれを見て歩いているか立ち止まっているか形で判断する人は少ないと思います。やはり赤信号か青信号かで直感的に受ける印象が遥かに強いですね。

今日、知人から当WEBサイトの写真コーナーをお世辞にも褒めて頂いて、正直、数年間手付かずのままだったページを私自身も見直してみました。確かに当時はモノクロだけで写真を撮っていましたから目の前の景色を色ではなく光と影で捕らえていて、それだけに街の隅々をよく見る癖があったような気がします。

近頃はめっきりデジタル化された私の写真環境、おのずとカラー写真が増えてきたのは事実です。カメラにはモノクロモードも付いていますから、その気になれば撮影時からモノクロと割り切って撮る事も出来ますが、その決意はアナログ時代にモノクロフィルムを躊躇無くカメラに装填していたのとは明らかに違うものだと感じます。

六本木をモノクロで撮ったらどんな画に仕上がるでしょうか。他の街との違いを上手く表現出来るでしょうか。

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