普段はどれか1枚に絞るのですが、たまにはこんなふうに ”自分が歩いた軌跡” をそのまま画として表現するのも良いかと思いまして、同じようなものを3枚並べてみました。

ということで、生まれて初めての神戸に来ています。新神戸の駅は広島に向かう時の通り道なわけですが、いつも通過ばかりでしたから全国各地を転々としている私も案外こんな大きな街を訪れたことが無かったのです。

夕食兼ねて歩いた数時間、先日の長崎に続きここ神戸も1000万ドルの夜景と呼ばれるくらい光の綺麗な場所。それだけでも十分楽しめるというものです。本当は六甲山から見下ろす神戸の街なんてのを夢描いていたのですが、山頂に向かうロープウェイが案外早い時刻で終わってしまうため願い叶わず．．．。そして他に私が知るものと言えばマリンタワーくらい。

しかしちょうど今の時期は神戸ビエンナーレという芸術祭が開催されていて、マリンタワーを望む絶景ポイント「メリケンパーク」は大型コンテナがびっしりと並び立ち入り禁止状態でした。せっかく来たのに思うような写真が撮れないのは歯がゆいですが、私が見たのはそうした展示有りきの景色ですから、残す写真にもそれらを入れておいたほうが今日という日が意味を持ちそうな気がして．．．2枚目と3枚目はそんな写真。

タワーに上れば予想通りそこはカップルばかり。それでも東京タワーやスカイツリーのような大混雑が無いのが良いです。直接夜景を望むより室内のガラスに反射した光が美しかった空間。私はこんなふうな間接的な画が好きですね。