Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

タイムコードを計算する

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映像や音声の仕事をしていると常にタイムコード(TC)なる数字と睨めっこです。これは画や音を収録する際、それと同時に時間情報をフレームという最小単位で記録したもので、これがあるからこそ映像と音を別の機材で収録しても同期が取れますし、編集作業の精度も保てます。

しかしこのような数字を取り扱うにあたり、こと放送用素材に限ってはドロップフレームというややこしい法則があるため、場合によっては暗算が困難な事があり、私はiPhoneにタイムコード電卓アプリをいくつかインストールして使っています。

”TC Calculator” は無償でダウンロード出来るため業界人の間でも使われている方も多いかもしれません。最低限のTC計算はこれだけでカバーできると思います。”Free Time Pro” は計算モードがいくつかあり、中でもIN/OUTを打ち込む事でDuration計算してくれたりする使い勝手はなかなか重宝します。きっと編集マンの方が作られたのでしょうね。他に、異なるフレームレート同士の比較モードなども付いていて私の一番のお気に入りなのですが、どうもPALの計算が少々間違っている気がするため現在制作者さんとプログラム修正の交渉中です。ただいかんせん ”今一番熱いカナダ” の方なので私の英語力で伝わるかどうか...。

”time:calc” は最近見つけたアプリで、他の電卓では不可能な ”時間の割り算(10:00÷5:00=2)”が出来そうだったので購入してみましたが、残念ながら出来ませんでした。結局PALの計算は ”TC Calculator” で、それ以外の計算は ”Free Time Pro” を使っています。当初はApp Storeにはこの手のタイムコード電卓は3種類ほどしかありませんでしたが、最近では更に新型が2,3種類エントリーしているようです。

ちなみにPCalc Liteはタイムコード電卓ではありませんが、使い勝手の良い関数電卓です。私は時々抵抗値などを計算するため ”Expキー” が必要になるので非常に重宝しています。カッコの計算も出来ますから、これに慣れてしまうとiPhoneにプリインストールされている電卓はほとんど使わなくなりますね。

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