Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

支払いはスムーズに

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All Photo by inos

食品を買うには体に悪いらしい...などと言われた時期も有りましたが、結局毎日のように利用しているのがコンビニエンスストア。今やスーパーでさえ深夜営業や24時間営業のところまであるのですからコンビニの便利さはごく普通になってしまいました。

私が感じる、コンビニとスーパーの違いは、値段や品揃えは当然ですが、レジでの支払い時に感じる圧迫感です。スーパーに比べてコンビニはレジの台数が少ないこともあり、会計を待つ人が並んでしまう事もしばしば。その時、スーパーのほうが安心感が有るのは、もともとスーパーの買い物は一人当たりの買い物量が多いため支払いに時間がかかることを前提で皆が並んでいる事。もしかしたら荷物などを一旦置くだけのスペース的なゆとりがあることも関係しているかもしれません。

実は最近、コンビニで買い物をするのがちょっと苦手に感じています。

提携会社によるポイント制度を取り入れたせいか、最近はコンビニで買い物をする際にもTUTAYAポイントカードの提示を求められます。普通で考えれば買い物をする事でポイントが貯まるのですから大歓迎なところですが、支払いがスムーズに出来ない点が懸念です。

私のようにズボンのポケットに財布を入れるのを嫌っていつもバッグに入れ持ち歩いている人は、コンビニでの支払いに、バッグを開ける、財布を出す、ポイントカードを渡す、支払いをする、ポイントカードを受け取る、お釣りを受け取る、レシートを受け取る、商品を受け取る、財布をバッグにしまう...。いろいろ大変です。しかもここではポイントカードやお釣りやレシートを財布に閉まう過程を省きましたが、実際には店舗によって手渡される順番がまちまちですから臨機応変に手際良く対応せねばなりません。

私が注目したいのはこの ”手渡される順番” です。

コンビニ以外のわりと大型のお店でポイントカード制度を用いている店舗では、社員育成を徹底しているのかお釣りやカードを手渡される順番に決まりが有ります。必ずポイントカードを先に渡され、財布にしまったのを見計らってお釣りを手渡してくれます。そしてお釣りを閉まった後にレシートを渡されます。ところがコンビニの場合はそこまでの決まりが無く順番はバラバラで、未だにお札の上に小銭を乗せ、その間にレシートを挟んで手渡されることがあります。挙句に、それらのお釣りを落とさないように ”慎重に” 財布にしまっている間に商品の袋を手渡そうと準備されている事があり、そんな状況で後ろに会計を待つお客さんが並んでいたりすると悲惨です。

ですから私はレジの込み具合によってはポイントカードの提示を求められても「有りません!」 と答えてしまいます。しかも支払いは電子マネーEdy。これであれば財布さえ出せば 「シャリ~ン」 という音とともに完了。「レシートは要りません!」 最速です。

ポイントカード制度というのは一見お得な気がしますが、それは還元率次第では大してプラスになっていない場合があると思っています。私もTUTAYA会員なのでたまたまカードを持っていてコンビニの支払い時にポイント加算してもらっていましたが、良く考えればそこで還元されるポイントというのはたかが知れていて、仮に年間\1,000円分のポイントが貯まるとしても、それは前途のような ”慌ただしいレジでのやりとり&1年間カードを持ち歩く” というアルバイトを1,000円で引き受けるという事ですから、私は割りに合わないと思ってしまいます。

なんだか近頃あまり便利じゃないと感じる ”コンビニ” です。

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