Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

新機種ぞくぞく

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All Photo by inos

以前から予想していた通り、SIGMA DP2Sが発表されたようです。昨日からアメリカで開催されているPMA(写真関連トレードショー)に合わせての公開、SIGMAさんはいつもこのタイミングですから分かりやすいですね。

驚いたのはDP2Sだけでなく、DP1X、SD15、その他交換レンズ、Photo Pro 4.0も同時発表された事で、不況と言われるこの時期にかなり元気が良い印象です。SやXというネーミングはどこかのカメラメーカーを連想させなくも無いですが...。

実際のところDP2Sに関してはDP2からのごく小さなマイナーチェンジといったところで、AF速度向上とパワーセーブが今回の主な変更点のようです。私はDP2ユーザーでは有りませんからこれまでのモデルのAFがどれほどのものか知りませんが、もしDP1相当のレスポンスだとすれば ”決して早くはないが使うには支障が無いレベル” でしたから、それより、撮った直後 ”ちゃんと撮れたのか心配になるような” 液晶ディスプレイの品質改良に注力してほしかったというのが本音です。

DP1Xは小さなようで実は大きな進化を遂げていて、DP2同様のボディとTRUE2エンジンの採用。勿論こちらもAF速度の向上が図られているようですが、何より、DP1とDP2を両刃使いとするユーザーには操作ボタンやメニュー構成に統一化が図られたことが重要と考えます。

ちょっとがっかりしたのはSD15に搭載されたFoveonイメージャーが従来機と同じものを採用した点。これはDP1,2とも共通する部分ですが、そろそろ次なるステップに踏み切るかと過剰な期待をしたのがいけなかったのかもしれません。きっとセンサーサイズを大きくしていくと、ベイヤー機以上に熱に対する色ムラなどを考慮しないといけないのでしょうね。RGBの3層で常に均一の利得を得なければいけないでしょうからその辺りはシビアなのでしょう。

せめてセンサーサイズは今のままでも、3層センサーからなるフルHD動画を見てみたかった気はしますが。

まずは3月に日本で開催が予定されているCP+で実機に触れてこようと思います。

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