Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

僕らが求めているのはコンピューターではない

By
All Photo by inos

FUJIFILMが思いきったカメラを発表しました。来年発売らしいです。

カメラって突きつめて行くと結局こういう形になる...と、今一度カメラの歴史を振り返るチャンスを貰った気がします。世の中に写真機の技術が浸透し始めたからもう100年以上が経過しているわけですが、シャッターを押せば全自動で何でも撮れます!という現代の最新カメラであっても、レンズがあり、シャッターボタンがあり、ファインダーを覗いてフレーミングするスタイルは100年前のそれと何ら変わっていません。そこに写真を撮る工夫を自分なりに付け加えるとすれば、やはりシャッター速度と絞り値を組み合わせるしかないわけで...。だとすればそれらをダイヤルとして表に出しておいたほうが使いやすいのでは無いか?ライカMシリーズがフィルムカメラの代表的存在だったのは必然な気がしてきます。

それら写真に関する技術というのはフィルムからデジタルに変わった今でも全く共通で、デジタル処理により表現力の幅は広がったとしても、カメラを持って街を歩く我々にとって使いやすい道具のカタチというのは、ここ数年で急激に変わるものでは無いと思っています。

見たところレンズ交換式では無いようですが、デジタルとアナログの絶妙なる共存。SIGMA以外に欲しいと思ったカメラはLeica M9とこのX100くらいです。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)