衝撃が大きすぎて記憶に強く刻まれただけに、あれからもう2年という月日が経過した事実を少し受け入れられずにいます。

恐らくこれまで世界中で起きた大災害を振り返っても、あの震災ほど生々しく映像として記録されているものは少ないんじゃないかと思います。私はあの日、全国から次々送られてくる悲惨な映像を新潟の放送局から20台近いモニターで見ていました。視界に入り切らない被害、あっちを見てもこっちを見ても信じられないような光景。一人でいる事が心細かった．．．そんな記憶。

被災地では復興が遅れていると聞きます。皆が一眼となって集めた募金は有効に使われているのでしょうか？

この2年間、私は何か変われたのかと自問自答してみたりします。何も変わっちゃいないけれど生きている。それだけでありがたい。