Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

今までで一番元気なフグ

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All Photo by inos

水槽投入後1週間は他の魚に邪魔されず安全に給餌できるよう水槽内に設置した小さな産卵ケースの中で飼育しておりましたが、人口餌にすっかり慣れた今週頭からは自由に泳ぎ回れるよう本水槽に開放してあげたラクダハコフグ。

ナンヨウハギとの混泳はいささか泳ぎのレベルが違うため上手く餌が食べられないのではないかと心配しましたが、ナンヨウハギは水面に浮かぶ餌を食べるのが苦手で、ハコフグは水中に沈んでいく餌を食べるのが苦手なようですから、浮遊性の餌をあげると、まずはハコフグがついばみ、水を含んで沈み始めると空かさずナンヨウハギが食べ、それでも底砂まで落ちてしまった餌はエビ達が食べてくれるという、水槽内での上手い飼育階層が出来上がってきました。それでも、調子良くハコフグが次々餌を食べてしまうとナンヨウハギが怒ってそれを邪魔しに掛かります。喧嘩まではしませんからスズメダイのようにお互いボロボロな体になる事もありません。

そんなラクダハコフグ、本水槽の環境に慣れた途端、真っ赤なエビ(ホワイトソックス)を見つけては近づいていきその場でホバリング。体を斜めにしてエビに構って欲しいようです。フグに限った事ではありませんが、海水魚の多くは体に付く小さな微生物や病原虫達を自分自身では取れませんから、こうしてエビに近づいていって取ってもらいます。私のおかもち水槽にいるホワイトソックスは専ら人口餌ばかりを食べていますが、スカンクシュリンプなどはクリーナーシュリンプと呼ばれ、魚達の体を掃除する強い味方のようです。あまり活発なエビを入れてしまうと魚が寝ている間にヒレなどをボロボロにされてしまう事もありますから、我が家の小さな水槽には穏やかなホワイトソックスがちょうど良いと思っています。

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