色々事情がありまして、８月下旬に予定していた富士登山ですが急遽3日後に決行されることになりました。はっきり決まったのは昨日の正午の事で、たまたま山小屋にキャンセルが出たため実現に至りました。

長野（南部）出身の私としては3,000メートル級の仙丈ヶ岳を麓から登っておりますし、中学生のころには2,000メートル近い山に走って登る競歩大会を毎年経験していましたから、5合目まで車で行ける富士山など大した事なかろうと高を括っていたところ、アウトドアショップの親切な店員さんと話をしているうちに富士山も意外と過酷かも．．．なんて思うようになったり。

昨日まではジーンズで行けると思っていましたからね、こういう人がテレビの取材を受けるのでしょうね。

ということで薄々可能性を感じ日曜日に下見をしておいたショップに再び足を運び必要なものを購入してきました。アウトドア好きと言っても近年は車で行けるような場所にしか行っていませんでしたから、登山用品なんぞ何も持っておらず、結局一式揃えることになるのですね。買わなくて良いのはフリースくらい。アウトドア用品って確かにしっかり作られていたり素材が良かったりするのでしょうが、どれもバカにできない金額でして．．．。富士山の後も続けないと勿体ないですね。

リュック（バックパックと言うらしい）や頭に付けるライトに興味がそそられるのは容易に想像できましたが、この私が意外と夢中になったのが帽子選び。普段被ることがないので多分自腹で帽子を買ったのは生まれて初めてのこと。戦場に向かう兵隊さんのごとく首までのヒラヒラ付き帽子です。勿論ヒラヒラは取り外せます。

それから3年ほど前に購入したまま履く機会の無かったトレッキングシューズ、箱に入ったまま放置されておりましたがついにここで役に立つ時が来ました。が、下ろしたての靴で遠足や山登りなんてご法度と昔学校で言われた気がします。試しに今日から履き始めてみたのですが、足の小指が結構痛くなりました。どう考えても当日までの慣らしは間に合わない気がしています。富士山は砂利だらけで靴の中にどんどん石が入ってくるらしくハイカットのシューズが良いとされているようですが、私が持っているトレッキングシューズはローカットのみ。唯一このミドルカットが行ける！と思ったのだけれど。

まだいくつか不足しているものがあるので登山前日の金曜の夜に調達予定。果たして間に合うのでしょうか。テンションだけは上がっております。