Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

撮っていたのはこんな場所だった

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All Photo by inos

diary4884

先日の天体撮影を行った野辺山にある八ヶ岳ふれあい公園。夏に撮影した場所と全く同じなのですが、今回は時期が時期だけに夏よりも10℃以上も低かったことが唯一の違いでしょうか。東京ならこれを ”冬” と呼びますね。

こんなピンボケ写真を出してきたのには理由があって、辺りに明かりの無いこの環境に車のライトが凄く奇麗だったので思わずサブカメラのX100Sでシャッターを切ったのです。オートフォーカス設定だったのでフォーカスなど合うはずも無く...。

普段はヘッドライトが奇麗だなんて思いませんし、天体撮影をしている場所でこんなふうに照らされたらむしろ ”公害” に近いものがありますが、雲の無い快晴の空の下この水蒸気は凄い存在感でした。目の前が湖(池?)なのですが、この日は急激に気温が下がったため、恐らく湯気となって空に蒸発していたのだと思います。星を撮っている時は真っ暗ですからそれさえ気付かないのですがライトに照らされたらこの存在感。美しかったです。(その感じが伝わらない画でスミマセン)

そんなわけでこの場所で撮影をしているととにかく全てがびしょびしょになります。どちらかというとこの水蒸気よりも夜露の影響だと思いますが、三脚からカメラからパソコンから全て雑巾で拭きとってからでなければ車に積めないくらい...。なので現場では最寄りのコンビニで読みもしないスポーツ新聞を購入し荷物一式に被せておきました。

ただ、心配されたレンズは驚く事に何の対策も無しで全く曇りませんでした。普通はレンズをカイロ等で暖めながら曇り対策をするようですがRX1がそれ無しに曇らなかったという事はそれだけ熱が出ているという事ですね。バッテリーを食うわけです。そんな事もあろうかと今回は念のためUSB外部電源からも電源供給しましたからEye-fiカードも常時使う事が出来ました。教訓としては接続するUSBケーブルが寒さで硬化するため撮影アングルによってはカメラにテンションが掛かり赤道儀の動きに影響が出るという事。シリコン製のUSBケーブルなんてあったら良いのですけどね。

次は新島や神津島あたりまで行けば光害は皆無の引き締まった黒い星空が撮れるかもしれませんね。いつかそんな旅をしてみたいけれど。

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