Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ほとんど見えない

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diary5130

いよいよオリンピックも幕を閉じました。この2週間ほどは仕事もかなり忙しかったですが、夜な夜なオリンピック中継を見ていた事で寝不足もピークに達していたところでした。

私は昔からスポーツにはそれほど思い入れがないと言うか、もともと運動オンチでして ”自分でやらないから身近な感じがしない” という理由で野球やサッカーのような試合を食い入るように見る事は少ないのですが、オリンピックだけはエンターテイメント性が全面に出ていてお祭り事のような盛り上がりが大好きです。特に ”魅せる演技” の多い冬のオリンピックが好きです。

今回も色々なドラマがありましたね。感動と涙の一部始終はもはや言葉にするよりテレビでも点ければ毎日流れていますから今更説明の余地も無いですが、全体を見ていて感じたのは、「美しさは端からは見えない努力から生まれている」という事。結果が良くても悪くてもそこに感動が生まれるのはきっとその努力のかけらを少しだけ見れた気がするから。

多分それってスポーツだとかオリンピックに関係なく、私達の身の周りにだって見つけられるもの。「メダルをあげたくなるくらい一生懸命掃除をするおばちゃん」とか「魅せる調理で臨場感たっぷりの中華屋さん」とか「誰よりも早く目的地に運んでくれるタクシーの運ちゃん」とか。

「人が奇麗に見える時、それは高級な化粧品を使った時じゃないんですよ、輝いている時、人は輝いている時が一番奇麗なんですよ」と二十数年前お坊さんに教わったのを思い出しました。

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