Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

今じゃなくてもと思ったのは、簡単に見つけられたから

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All Photo by inos

diary5128

お茶の水の楽器店街を抜け神保町のBook Townへ。秋葉原から水道橋までの歩き方は高校時代に担任の先生から教わったルート。

”世界一の本の街” と言われるくらいですから新刊書店から古書店まで相当数の店舗があるはずですが、私が知るのはせいぜい靖国通り沿いの目立った店舗のみ。多分この街はブラブラ歩いて掘り出し物を見つけると言うよりは、探している本を取り扱っていそうな店舗に目星を付けピンポイントで訪れてみる...そんな買い方なのでしょうね。ジャンルによって得意なお店というのがあるでしょうから。

私が入店したのは写真家さんの作品を多く取り扱う店舗。以前より探していたElliott Erwittさんの写真集 ”1/125”、やはりこの街にはあるのですね。訪れた1件目で直ぐに見つかりました。古本だから大分安く入手できるんじゃないかと期待したところ7,000円もの値がついていて驚きました。店内で相当悩んだ挙げ句、きっと早々売り切れるものでもなかろうと、今日のところはぐっと気持ちを抑えて棚に戻しました。それにしてもこの棚を見る限り1列ごっそりお買い上げしたくなるような名作揃いです。

下の写真はお目当ての写真集を見つけたお店ではありませんが、こんなふうに道路脇に本棚が並んでいるのもここ神保町ならではですね。雨が降ってきたら慌ててカーテンを閉めるのでしょうけれど、梅雨のシーズンなどは湿気を吸って本がブヨブヨになってしまわないのでしょうか。この他段ボールにぎっしり詰め込まれて足下に並んでいたり、ジャンルを問わず平積みされて「どうやって下の方の本を取るのだろう?」と疑問に思うような売り方をしている雑多な感じ、こういう古き良き街の景観をこれからも残していってほしいですね。

diary5129

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