Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

コンディションは最高だった

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All Photo by inos

diary5202

最近知ったのですが私が多摩湖だと思っていたダムは狭山湖でした。その狭山湖までトレンクルでひとっ走り、先週DJI Phantom空撮のロケハンを行った場所ですね。いざ撮影本番!

ひとっ走りと言っても今日はかなり気合いを入れて午前2時起床、3時出発! この場所で撮影するなら絶対に朝日! だろうと夜道を走って日の出前に到着。先週の教訓からこの日のためにカメラジンバルのダンパーを低気温に合わせソフトタイプに交換済み。

少しの誤算があったとすれば、早朝のダムなら人気(ひとけ)が少ないだろうという予想に反し、犬の散歩やジョギングをするおじさんが意外と多いという事と、ダム周囲の気温は街中より2〜3度低く感じられ薄着ではとても寒かった事。気温8度でした。

日の出のタイミングに合わせるように離陸。今回はラダーの効きを少し弱めるべくDJI Assistant SoftwareからYawのGainを120%から80%に減らしての飛行、一番最初にその変化を確認しましたが思うような結果得られず。もっと極端に減らしたら分かりやすい変化が出るのかもしれませんが、どうやらこのパラメーターはプロポからのコントロール値というよりは機体そのもののGainを変化させるようですので、あまり極端に換えてしまうと自立制御にも影響が出そうですから慎重にチューニングする必要があります。

機体が飛び上がると1分もしないうちにおじさん達に囲まれてしまい、「電波はどれくらい届くんだい?」とか「燃料は何を使うんだい?」とか「どれくらいの時間飛ばせるんだい?」とか「あんなに遠くまで飛ばしてお兄さんちゃんと見えているのかい?」とか、とにかく飛行中にも関わらず質問攻めで、「ちょっと静かにしててください!」とも言えず、丁寧に受け答えしながらの飛行。こちらは太陽が昇り始めたこの10分に勝負をかけ2週連続で往復40kmもの道のりを自転車で走ってきたというのに...と心の中で思いながら。あと、”人が見ている” と思うと、無意識にサービス精神が働きカッコイイ所を見せようとして失敗も増えますから注意が必要ですね。

いつものようにバッテリー2本を飛ばしてトンボ帰り。朝7時には帰宅して撮影素材のチェック。そしてここで衝撃の事実を知りました。”映像が揺れまくっていて使えない”。先週行ったロケハンのテスト飛行はジンバルのゴムダンパーにミディアムを使用しましたが、それでも時々コンニャク現象が発生したため今回はソフトをチョイスしたところ、どうやらそれが裏目に出て終始画面全体がブレブレになっておりました...。ただ、以前はミディアムを使用していてもほぼ同じ気温でそのような事はありませんでしたから、何らかの原因で機体の振動が増えている事は容易に想像出来ます。コンニャク現象は機体の揺れではなくブレがCMOSのローリングシャッター現象に影響を与えると考えられるため、これを解決するにはダンパーのチョイス以前に機体の振動原因を特定し対処する事が先決かもしれません。やはり先日の墜落でモーター周りに何らかの影響が出ているのかもしれませんね。

と言う事でしてせっかくの絶景ムービーはお蔵入りと相成りました。残念!。でも今回は飛行中の写真も撮ったはずだから雰囲気だけでも伝えられるかとRX1のRAWデータを見て本日2度目のビックリ! 全部被写体ブレを起こしている!!

いつもはRX1のISO設定を1600にリミットを掛けてAutoにしているのですが、今日に限って昨日の室内撮影で使った設定が残っていたらしくISO100固定。朝日とは言えそこそこ絞って撮っていましたから数枚撮った写真は全て1/15〜1/30程度のシャッター速度でした。普段の撮影なら液晶ファインダーで数値を意識するのですが、今回はラジコンのプロポから手を放して撮影しているためカメラの設定など確認しながら撮る余裕もなく...。中でもブレの少ない写真を掲載致しました。

動画にしても静止画にしても惨憺たる結果となってしまい、しばらく立ち直れそうにありません...。引きこもりになりそうです!

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