正直、コンピューターと向かい合う事くらいしか脳が無い私ですから政治に関しては ”わんわがお星様” 状態ですが、総理大臣がコロコロ変わる国というのが褒められた状況に無い事くらいは分かります。

印象的だったのは、嘘か本当かは別として、辞任表明がTwitterでも報告されたという事。総理大臣だってBlogやTwitterはやるでしょうが、政治＝新聞やTVニュースという印象が強かったこれまでのスタイルからすれば、一般企業内での仕事のやりとりが電話/FAXからメールに変わった10年程前と同じような違和感を感じます。今後、各国の首脳会談などはTV会議が当たり前になったり、国会での討論はiPad片手に．．．なんて画になっていくのでしょうか。

夕べは、Adobe CS5のインストールを行いながら日テレの ”Mother” を見て、挙句こうした政治のニュースが飛び込んできたため、なんだか意識がブレてしまって、せっかくのTVドラマに集中することが出来ませんでした。

”Mother” はいよいよ佳境に入ってきましたね。近年稀に見るまとまった仕上がりですし、落ち着いたトーンで統一した画像処理や、無駄な音をカブセすぎず、ラジオなら放送事故じゃないかと思わせるような間の取り方など、映画にも似たレンジの使い方に好感が持てます。1話や2話に比べると最近は随分編集点の決め方やCM入りのタイミングが甘くなってきましたが、終盤になるにつれ撮影と編集作業に追われているのでしょうね。日本のテレビもこの調子で頑張ってほしいです。