今日から仕事で大阪に来ています。大阪駅から福島駅の景色はこれまで何回見てきたことか．．．。私にとっては目をつぶっていても歩けるくらいお馴染みのエリアではありますが、未だに地下街は全く覚えられません。この界隈の地下は日本一難しいと以前も書いた記憶があります。

さて、そんな大阪駅も数年前に駅構内がリニューアルされ近代的な造りと清潔感が印象的なわけで、今日はここでゆっくりと昼食を頂いた後仕事場となるホールへ移動したわけですが、私としては生まれて初めてスマートフォンをタクシーに置き忘れるという大失態を犯してしまいました。これまでこうしたミスが無かったのが不思議なくらいですが、いざスマホが無いことに気付くとそれはもうパニックになるわけでして。

タクシーを降りた時点ですでにポケットにあるはずのモノが無い事に気づいたのですが、時すでに遅し！ 発進したタクシーをドラマチックに追いかけてみたものの私の貧弱な足では追いつけるはずもなく、貰っておいた領収書からタクシー会社に連絡をとりました。すると程無くして先ほど乗ったタクシードライバーさんから折り返し連絡があり、スマートフォンは無事見つかり降車した場所まで届けてくれるとの事。

再びタクシーが目の前に現れた時は神様に見えました！ ペットボトルのお茶でしかお礼が出来なかったことが申し訳ないくらい．．．。

iPhoneにはこんな時のために「iPhoneを探す」という機能があり、今自分のiPhoneがどこにあるのか場所の特定ができるだけでなく、そこにメッセージを送ることも、内容をリモートで抹消することも可能ではありますが、それを知っていても無くした時の焦りようときたら半端ではありませんね。特に今回のように出張先で無くしたとなると精神的負担がすごいです。自分のパソコンのコピーを持ち歩いていると言っても過言ではないくらいあらゆる情報を詰め込んだスマートフォンですから、個人情報流出だけでなく、その日のスケジュールも目的地の情報もすべて失い身動きが取れなくなりました。

便利な道具に頼りすぎるのも考えものです。そして結局それを救ってくれたのは最新技術ではなく人の手だったという事もここに書き残しておきたいと思います。

大阪駅で撮った何気ない1枚の写真。iPhoneに保存していた貴重な写真。