Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

申し訳ない事をしてしまった

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All Photo by inos

しばらく留守にした我が家。おかもち水槽には、オートフィーダーとマメスキマーとマメスイッチをセットしていったから、給餌と給水は心配なし。水温管理に関しては24時間ルームエアコンを入れっぱなしなのでそれも心配なし。5日間の外出から帰宅して真っ先に確認した水位は、家を出た時のソレを完璧なまでにキープしてくれていて、改めてマメスイッチの便利さを認識しました。

が、よく見ると、ナンヨウハギとラクダハコフグの体に白いポツポツが...。アクアリストなら誰しも経験する白点病です。

珊瑚が共存する海水水槽には殆どの治療薬が使えませんが、唯一、水槽にそのまま投入出来る白点駆除剤X tinguisherとPROBIOTIC MARINE FORMULAの併用をいつも通り始めました。しかしこれらの薬剤は即効性と言っても1〜2週間続けなければ完治は見込めません。来週月曜日からまた数日の外出が決まっていますから、その間薬剤投与が出来ない事を考えると更に最善の処置をしておくべきと考えました。

白点病に掛かった場合は水槽全体に白点虫が蔓延していると聞きますから、まずはまめな水換え。そしてナンヨウハギに関してはこれまでの経験からして淡水浴が効果的。数分間、真水に泳がせる事で体に付いた余計な虫を殺す処置です。

淡水浴は時々経験していましたからお手の物ですが、今日に限ってpH試薬を切らせていて淡水のpHが計れません。仕方がないのでいつもと同じくらいの分量でBuffer al(アルカリ度調整剤)を入れ治療開始。しかしここでナンヨウハギは大暴れ。完全なるpHショックです。そのままでは危険なので海水と半々にしてまずはpHショックから回避。やはり試薬を購入してから再チャレンジしようと、その後元の水槽に戻したところまたしてもpHショック。そのまま遠い星へいってしまいました。

今回は100%私の処置ミス。小さくても大事な一つの命を失わせてしまいました。もしかしたら放っておいても治ったかもしれない病気、安易な気持ちで人がそこに手を入れてはいけなかったのかもしれません。今回の件を反省しつつ、ラクダハコフグの安全な治療に専念しなければなりません。

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