Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

沖縄を見る、沖縄を買う、沖縄を聴く

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沖縄観光名所の一つにもなっている国際通り。観光名所というよりはお土産通りという感じですね。これまで何度も沖縄を訪れているわりには今回初めて歩いたわけですが、想像したよりずっと多くのお土産屋さんが軒を連ねているのですね。ゆいレールの駅で2駅分も続いているようです。

ちんすこう、さーたーあんだぎー、紅いもタルト、琉球ガラス、ちゅら玉、もずく、黒糖、ハブ酒、雪塩、かりゆしウェアあたりが定番なんでしょうか。それらはあちこちの店舗で目にしますが、京都の八つ橋みたいなもので販売業者が沢山ありすぎていったいどれが本物?みたいな感は否めません。広島のもみじまんじゅうもそうですね。

冷やかし客としてお土産通りを歩くのは大好きです。

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この通りを歩いていて思わず足を止めたのが ”ミニパイン” の陳列。5cmくらいの大きさの超小型パインがグラスに入って並んでおり、多くの人の目を引いていました。丸かじりにはちょうど良いサイズですがどうやらこれは食用ではないらしく、完全なる観賞用との事。小さい物好きの私にはここ一番のヒットでした。これは実に沖縄っぽい!じゃないですか。

あっちへフラフラこっちへフラフラ、食事を済ませてもなお考え、翌日になってもあきらめがつかず、結局本日このミニパイン購入に至りました。なんと1個100円。グラスがプラス200円。観光地土産にしては破格のお値段。

聞けばこのままグラスで少しの水に浸して1か月くらいは観賞できるらしく、その後は実の部分を切り取って葉の部分を土に植えればすくすくと成長するらしい...。ただ東京の気温でOKなのか確認を忘れたけれど。もし1か月でダメになっても総額300円なら諦めもつくというもの。まあ愛着が湧くでしょうからそうもいかないでしょうけれど。

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お土産店とLAOXが同列で並んでいるというのも面白いですね。海外観光客向けの免税店なんでしょうけれど扱う商品の価格帯が違いすぎますよね。

アルコールの飲めない人にとって沖縄は食事面で困ります。特に夜になると沖縄料理、肉料理、居酒屋ばかりなので、基本的にお店の雰囲気が飲む前提なんですよね。かといって全国にあるチェーン店みたいなところに入るのも味気ない気がして、結果的に毎日沖縄料理になるわけです。飲めないのにお通しやら何やらでやたらと高額になりますが、それも土地の雰囲気を味わえると思えばよいわけで...。

初日に訪れたお店では一人寂しい食事になるはずが、なぜか目の前で沖縄民謡のライブが始まり1時間ほど楽しむことが出来ました。客席と一体となりながら進行していく中で「歌ってほしい曲」のリクエストが私に向けられ、咄嗟に浮かんだのが「島唄」でしたので大声でそう答えたのですが、思い浮かべた島唄はTHE BOOMのヒット曲で、いったいあれは沖縄民謡の一つなのか?と後になって考えたり...。もちろんリクエストに応えてフルコーラスを熱く歌ってくれました。沖縄のこぶしの効いた生歌は初めてでしたのでちょっと感動しました。あの声っていったいどうやって出すのでしょうね。東京に帰ったらひさしぶりに「やなわらばー」を聞いてみようと思いました。

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