大きさ比較には丁度良いですが、とっておきのイベントなのになぜ隣がMINIじゃないんだ！と不満に思ったのもつかの間、MINIより可愛い車がやってきました。なんてラッキーな。

運転手さんと目が合うなり2人で同時に車を降りてそこから20分程立ち話。このFIAT500、なんとD-TYPEですよ。つまり初期型の前開きドア。1965年頃のモデルだそうですからもう50年選手です。とても奇麗に見えるのは勿論フルレストアあっての事。100万円の車にレストア代が150万円だそうで。でもトータル250万円なら私は乗りたいですね。得意のボディーカバー保管で結構いけるんじゃないでしょうか。

話を聞いて驚いたのは、これだけ古い車なのにまだ殆どの部品が入手出来るのだとか。このオーナーさんはMINIも所有しているそうで、走りの感想を聞いてみたところ「FIAT500に乗ってからMINIに乗るとクラウンみたいだよ」との事。MINIがクラウンに感じるなんて想像つきませんね。

朝一で大いに盛り上がった会話の余韻をそのままにイベントスタート。お昼くらいに一度車に荷物を置きに戻ったらもういらっしゃいませんでした。理由は簡単です。実は毎年このJAPAN MINI DAYの直ぐ隣の会場でFIATのイベントも同時開催されているのです。そちらはそちらでFIAT（ただし主にニューモデル）が数百台集まっています。

この日浜名湖は魅力的な車であふれ返っていたという事です。