パッと見て、「ん？」と気になって手に取って見たこの砂時計みたいなオブジェ。SPHELAR LANTERNと呼ぶそうな。

説明を読んで初めて理解するその機能と使い方。多分誰しも最初に気になるのが透明部分に無数に並ぶポツポツの正体。驚く事にこれどうやら新種の太陽電池らしいです。粒状の太陽電池！ ん〜アタラシイ。ここがよく見る板状の太陽電池ではオブジェとしてインパクトに欠けますからね。太陽電池らしからぬ機能美というヤツで。

そして、太陽電池を搭載しているという事はそのエネルギーを活用する本来の姿があるわけで．．．。そう、このオブジェが砂時計型なのにはそういう理由があったのです。つまりひっくり返して置けば、ほんわり優しい明かりがともると言う。その名もソーラーランタン。なるほど良く考えました。昼間は明るい場所でポツポツのあるほうを上にしておき、辺りが暗くなったらひっくり返してランタンに変身というわけ。物理スイッチは搭載しておらずひっくり返すというアクションで明かりが灯ります。太陽光で充電中も ”ただいま充電中” みたいな物々しさが感じられないところがスバラシイ。これならテーブルの上の調味料の脇に置かれていても違和感ないですね。

太陽光で充電が不足する場合はUSBからでも電源供給出来るらしいですが、実機を見た限りでは何処にもそれらしき端子が発見出来ませんでした。多分蓋を開けると端子が隠れているんでしょうね。ワイヤレス充電も出来たら最高なのだけれど。

一つ買ってみても良いかもしれない．．．。