Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

木の暮らしが良い

By
All Photo by inos

「なぜデンマーク人は初任給でイスを買うのか?」という本が書店に並んでいるのをたまたま目にしたのは半月ほど前の事。タイトルだけでぐっと来ましたが、それを読まずしてその意味が分かりそうな魅力的な椅子に出会いました。飛騨高山にある木工房 大噴火さんの作品。

昨日大阪の阪急を訪れた際見つけたのがこの椅子。桐と栗を使っているそうで桐特有の柔らかさに加えこの曲線美。柔らかな木というのは肌触りが良いだけでなく温度が伝わりにくいため冬でもヒヤッと感が少ないらしい。座った感じは、後方への緩やかな傾斜により体は自然と背もたれに寄り掛かるような姿勢となり、腰の位置で支えられる感じは着物の帯を連想させるという。

製作は一つ一つ手作りであるのは勿論の事すべてフルオーダーとの事。聞けば説明をしてくれた職人さんご本人が一人で作っているため、既製品のようにラインナップを揃えるのもフルオーダーで作るのも手間は変わらないためそれなら使う人の体に合わせて作りこむのが良いだろうとの判断でそのような受注スタイルをとるのだそうです。

我が家が椅子生活なら即購入!でしたが、生憎カーペット&座椅子生活ですから今のところマッチせず。将来的に引っ越しでもしたら考えたいところです。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)