有楽町で開催されている ”世界の中古カメラフェア” へ。私の場合購入目的ではなく完全なるウィンドウショッピングですけどね。中古カメラ市と言ってもデジタルカメラが並ぶ事は稀でその殆どがフィルムカメラと対応レンズ。

これが楽しいんですよ。何と言いますか、近年のデジタルカメラはパソコンスペックを語るように比較されるのが普通だったりしますが、フィルムカメラはそういうの殆どありませんからね。むしろフィルムカメラをそんなふうに語れる人はそれこそ昔からのカメラファンではないでしょうか。

ライカ、ローライ、ハッセルブラッドなんてカメラが数え切れないくらい並ぶ中で、どういうわけか最近気持ちを持っていかれるのがNikon SPとS3。この2種類は2000年に復刻モデルが発売された事もあり新品のような極上品が高値で中古市場に出回っているのです。そして今日も1台．．．。35mmF1.8とセットで46万円だそう。カッコイイですね。世の中にパトローネ式フィルム厚のイメージセンサー何てものが出回ってきたら購入しても良いですけど。あり得ないので言ってみたまでです．．．。

一方でCONTAX Hologon 16mmF8も未だに値の下がらない人気レンズとして時々見かけますね。しかもMマウントへ改造されているものも珍しくなくなり使い勝手は良くなっていますね。私もいつか使ってみたいレンズですが新品の定価よりも高値で販売されているのが普通になりましたからちょっと現実的ではないかもしれません。常用レンズに出来る画角ではない点を考えると本当に趣味性の強い玉ということで使用頻度との兼合いからコストパフォーマンスが．．．。

会場に長い時間居座ると金銭感覚が麻痺してしまい危険が伴う為、そそくさと帰宅しました。