長野（南部）の実家に帰省し新年を迎えるにあたり決まって行う ”二年参り”。調べてみるとその呼び方は長野や新潟で使われる他はあまり一般的ではないようで、”初詣の一種” との認識が正しいようです。ただ、二年参りは大晦日の深夜から年を跨ぐようにお参りをするため一番寒く眠くなる時間帯にお出かけすることになります。

実家の近所にある八幡さま（殿村八幡宮）へ。しかも自転車で（トレンクルではない）。お参りの際は ”住所氏名を含める” と教えられたのでしっかり東京宅をお伝えした上でお願い事や一年のご報告を。

例年になく抜けの良かった夜空に感動してそのまま帰るのが勿体なくなり街明かりの少ない場所で星夜写真を撮りました。そんなつもりで出かけなかったためミニ三脚もケーブルレリーズも無い状況、セルフタイマーをセットしたFUJIFILM X100Sを凍りついた草の上に転がしてノーファインダー撮影。

気がついたら氷点下の深夜に1時間も粘っていたようで、田舎ならではの車社会ですから田んぼの真ん中に自転車で乗り入れゴソゴソしていた私の姿は完全なる ”不審者” にうつったに違いありません。

何度も繰り返しているうちに雰囲気だけそれっぽいのが撮れたのでヨシとしました。本当はオリオンとかも撮ったものがあるのですがなんだかとても中途半端だったので星空の印象が伝わりやすいこちらを掲載。

今年もこんな感じでスタートです。