朝起きたら窓が凍りついている．．．そんなのが普通だった長野（南部）の実家。子どもの頃はそこに特別な感動もありませんでしたが、10℃を下回っただけで「寒い、寒い・・」と弱音を吐いてしまう東京の生活に慣れてしまうと網戸越しに見るこんな氷の結晶が実に美しく感じるものです。

そしてまた3,000メートルを超えるような山々が朝日や夕日に照らされて黄金色に染まる事も今回の帰省で初めて気がつきました。当たり前と言えば当たり前なのですが、山脈で囲まれた長野では朝日や夕日は真っ赤になる前に山に隠れて沈んでしまうので、赤くなる直前の黄金色から朱色の間くらいのカラーで標高の高い山の上の方だけが照らされることになるのです。そちらの写真も是非撮りたかったのですが生憎車で移動中でしたので私の記憶の中だけに．．．。