Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ピクトリアリズム...なんて難しいことは言いませんが

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All Photo by inos

Facebookには沢山のお気に入り「いいね」が登録されています。私の場合どちらかというと友達同士で「いいね」をして盛り上がるというより、興味のあるグループ、クラブ、企業に対して「いいね」をしており、それにより最新情報が自動的に手に入るという点にメリットを感じています。そんな中には写真ファンが作るグループなどもあり、国内、海外合わせていくつかを購読させて頂いています。誰かが新しく写真をポストすれば自分のタイムラインに表示されるためポケットに入る写真展みたいですね。

そんな写真の数々を見ているとグループ毎に作品の特徴があって、今では作品を見れば「あ、これは○○グループだな」と分かってしまうくらい。一番分かりやすいのは日本のグループと海外グループ、これははっきりしていますね。

日本の作品はどれも優等生的仕上りと言いますか、所謂カメラの性能を存分に使っていて「これでもか!」というくらい計算して作られているのですが、画として面白味に欠ける気がします。一方海外の写真はカメラの性能を引き出す事よりも画的に面白いかどうかで勝負している感じ。

どちらが良いというわけではありませんが、実は後者の方が仕上げのプロセスは難しかったりしますよね。何事も正解を定義してそれに近づける方が簡単です。白は飛ばないほうが良い、黒は潰れないほうが良い、フェイストーンは柔らかく、不要なものは排除して...。これをやっていくと化粧品のポスターみたいなものは出来上がりますが、ただ綺麗なだけな仕上りになってしまいます。勿論その用途なら最適ですが。

CMと映画の違いみたいなものでしょうか。片方はとにかく美しくが目標、片方は世界観が優先みたいな。少なくともストリートスナップは後者がよく合う気がするんですよね。

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