Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

街は時代の飾り棚みたいなもの

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All Photo by inos

通りかかった時はなかなかのディスプレイだと思いましたね。レンタルスペースだからと言って何も置いていないよりずっといい。椅子一つあるだけでなんだかインスピレーションが湧いてくるような気さえする。

昔なら、物は古いより新しいほうが良いとか、旧型より新型、遅いより早いみたいに、物の価値を分かりやすく判断していた時代もありましたが、最近はそれよりも気に入るか気に入らないか、欲しいか欲しくないか、お洒落に見えるかどうかみたいなところで判断されるように思います。例えば洋服を買うのに古着屋に行ってダメージ生地を選んで買うとか、アンティーク家具に価値を見出すとか、綺麗なレストランより裏通りの隠れ処的カフェだとか。

物の価値や人の感覚というのは時代時代でいつでも無いものねだりみたいなところがあって、今あるものにはさほど価値を見いだせず、目の前に無かったり手に入りにくいものに気持ちが揺れたりするのでしょうか。空間デザインなんてその最たるものかな?なんて事を考えます。

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