Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

一期一会の一日

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All Photo by inos

私のiPhoneのスケジュールには8/11〜8/20まで「水草展」とだけ入力されていて、場所は国立科学博物館とされていたのでてっきり上野で見られるものとばかり思っていたら、正しくは筑波実験植物園とあり、つまりは茨城県まで行かなければ見られない事を昨日知りました。

連休後半の予定はその展示を見ようと考えていたのでちょっと拍子抜け。お休みなのでMINIを飛ばして行ってきても良いのですがまた数時間の渋滞が待ち受けているかと思うとなかなか重い腰が上がらず。

ぽっかりと空いたスケジュールの穴を有意義に使うべく今日は渋谷へお買い物。新宿でも十分なのですが実用一点張り!ではなくそのプロセスを楽しもうと思えば足を踏み入れる頻度の少ない街を選んだほうが楽しいですからね。

東京の天気は昼間曇りで夕方から所により雨!なんて予報でしたから、上のような写真だけ見ると晴れていたのか雨だったのかちょっと判断しかねますよね。実際は雨など降っておらずどんよりした蒸し暑い曇り空でした。

ズボンを買おうかスニーカーを買おうか迷いながら、どちらか先にお気に入りのモデルを見つけたらそっちを買おう!なんて心に決めていくつかの店舗をはしごしていた時の事、「スミマセン、ここに行きたいんデスケド」と声を掛けてきたのは台湾から観光でやってきていたご夫婦。

どうやら荷物を預けるためにホテルか何かを予約していたようですが、予約のやり取りはローマ字のメールで行われており、その住所をスマートフォンの地図アプリに打ち込んだところで「一丁目」が「1choume」みたいに入力されているものだから正しい住所が地図に表示されず困っていたようでした。

行き先を教えてもらい私のiPhoneに入力、ナビを開始して私も一緒に目的地まで歩いてあげる事にしました。渋谷に限りませんが東京は街全体がごちゃごちゃしていて目的のビルの目の前にいても気付かないような事が結構ありますから、大ざっぱなルートを説明されただけでは海外の人にはきっと分からないですよね。

二人は自力で目的地まであと200メートルくらいという所までは来ていたようなので案内したのは大した距離ではないのですが、歩きながらいろいろ話を聞かせてもらいました。奥さんは流暢な日本語を話せるので私としても英語のやり取りよりずっと楽で助かりました。本当はこちらから英語で案内してあげられれば一番カッコイイんですけどね。そうはいきません!

先月の下旬に日本に来て今月いっぱい観光をするのだとか。昨日は横浜に行ってきてとても良かった!とか、東京も台湾も夏の暑さは大差ないとか、日本にはこれが2回目だとか。きっと日本の何処か良い部分を気に入ってくれているのでしょうね。それを聞く前に目的地へ到着。

しかし案の定、ビルの目の前には到着したが入り口が分からない!。フロアガイドを見るもいまいち分かりづらい図になっていて埒が明かず、近くにいたガードマンに声をかけ目的のフロアーへの行き方を教えてもらいました。エスカレーターの乗り口まで着いていってあげてそこで私はお別れする事に。大した事をしたわけではありませんが何だかとても良い事をした気分。

そんな事があった後は長い信号待ちも気にならず、次なるシューズショップへ。お店に入るなりすぐに視界に入ったのが新幹線みたいな形の白いスニーカー、一目惚れでした。今履いているニューバランスのスニーカーがなぜかすごく足が疲れるので同じような疲れ方をしないかどうか試し履きをして即購入。先ほどの外人さんと比べあまりにドライな店員さんの対応には閉口しましたが、気に入った靴に巡り合えただけでハッピー。

いつもの事ながら、購入した靴をそのまま履いて帰ってくる私。思いつきで出かけたにしてはとても充実していた1日。

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