RENAULTブースの隣でこれまた魅力的な自転車を発見! OX BikesというメーカーのPECO Bucchoだそうな。テンション上がりまくりの私の姿を見てRENAULTのスタッフさんは「さっきまでうちのマグネシウムフレームが良い!って言ってたじゃん!」と思ったに違いありませんね。
12インチという小型タイヤはオフロード向きのイボイボ極太3インチ。ファットバイクの超小型版といったところでしょうか。ただタイヤ径が小さいだけなら他にもありそうなものですがこのドーナツタイヤはなんとも可愛いのです。内装3段ギアらしいので小さくても結構実用的に走れるんだとか。
スタッフの方に話を聞いたところこの12インチタイヤ用のリムはアルミブロックから削り出しているらしいです。つまり汎用品を組み合わせているのではなく一つ一つ手作り。
写真では細かなところを撮影しませんでしたがこのサイズで前後ディスクブレーキだったりするので随分贅沢な構成ですよね。まあよく考えてみたらこのタイヤ幅をクリアーするブレーキってディスクブレーキ以外無さそうですけど。しかもこのフレームにして前後ともサスペンションを内蔵しているのでタイヤのコンプライアンスと相まって衝撃吸収はなかなかのもの。フレームサイズといいタイヤサイズといい、子供が乗って丁度良いくらいですが大人だったらどんなバランスになるんでしょう?
一つ残念なのは、これだけのインパクトあるタイヤなのにオフロード走行禁止という設計。恐らく折畳み自転車であるが故、全体的な強度がマウンテンバイクのような基準では作られていないという事なんでしょうね。これで階段を駆け降りたりしないでね!という事のようです。それでも北海道の雪道で使っている人もいるそうですから、実際のところ悪路は車体にダメージが及ばない範囲であれば自己責任で走行できそうです。
その代わりOX Bikesはもともと車イスを作っていた国内メーカーらしくフレームの設計などを得意とするようで、PECO Bucchoも一つのレバー操作で簡単に折り畳む事が出来ました。
ノーマルのPECO Bucchoでもその存在感はかなりのものですが、ブース内には一際目を引くカスタムモデルが...。聞けばこのモデルはお客さんの車両との事で、丁度目の前にいたご本人に了解を得て写真に撮らせてもらいました。
コミカルなのに威圧感を感じるくらいのカスタムBuccho。文句無しにカッコイイじゃありませんか! 何をどう組み合わせたらこんな存在感になるのか知りませんが、泥よけ一つにしてもカーボンで出来ていてどうやらポケバイ用のパーツを加工して付けているようです。私にはこういうカスタマイズセンスがないのでこのまま売って欲しいくらい。車に例えたら普通のインプレッサの横にWRC仕様のインプレッサが停まっている感じですか。
この時点で試乗可能時間は残り30分を切っていて、総合試乗受付カウンターは締め切られてしまった為残念ながら実車に乗る事は出来ませんでした。これくらい個性的な自転車となると乗ってみない事には走りの想像はつきませんから今回はまたとないチャンスだったんですけどね。自宅に置く場所があれば是非とも購入してみたいモデルですが、いかんせんお値段が...。アルミ削り出しリムが効いているのか初期トレンクル並の価格設定。
やはり20万円近い価格になってくると電動アシスト付きも目に入ってくるわけで。それじゃダイエット効果が半減ですか。
こんばんは、サイクルスタイル、OXブースにて撮影承諾しましたBucchoオーナーです。
文面を読みとても嬉しく今このコメントを書いております。
私はこんなカスタムをしておりますが、このBucchoが初めてのカスタム車両です。
こうして誰かのブログに自分の車両が載っているのも初めて見まして舞い上がってる次第です。
で、お礼を言いたくて書いているという訳です。
改めて、ありがとうございます。
追記
内緒ですがフェンダーについて、樹脂製で上からカーボンシートを貼っています。
くれぐれも内緒ですがw
ぷーさん
こんにちは。コメント頂きましてありがとうございます。
まさかご本人が見てくださるとは思ってもみませんでした。こちらこそ勝手に掲載してしまいすみません。
初めてのカスタムとは思えないくらいすごくかっこよく仕上がっていて当日会場でひときわ目をひかれました。
OXさんのデモカーみたいな存在でしたね。せっかくなら正面にどーんと飾れれていれば、
それだけでBucchoがほしくなる人出てくると思いますね。<私がそのくち。
フェンダーもよくできていました。艶消しな感じだったのでてっきりドライカーボンなのかと騙されました笑
私も小径車好きでトレンクルに乗っているのでまたどこかでお会いできると良いですね。
今後ともよろしくお願いします。