Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

思いつきで奈良を旅する(2)

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All Photo by inos

観光地巡りといっても、ここ奈良は京都ほど街がぎゅうぎゅうに密度を上げておらず、少なくとも神社仏閣が街中に点在するような感じがありません。まあそれらが山沿いに建てられているからかもしれませんけど。

11月も下旬ですから、晩秋の奈良公園をのんびり散歩がてら景色を眺めながらの観光になりました。

この写真だけ見るとアフリカでも旅しているかのようですが、いえいえこれが奈良公園の現状。いくらなんでも鹿多すぎます! 柵もなければ飼育小屋があるわけでもない、一応 ”野生の鹿” とのことですから勝手に繁殖しているわけで、その昔の修学旅行の記憶よりずっと増えているような。

 

子供達はキャーキャー言いながらもすぐに慣れまるで愛犬でも可愛がるようにじゃれ合います。鹿の方も流石に人馴れしていて、大声を出されても怖がられても落ち着いたものです。たまに鹿に追いかけられている人を見ますけどね、それは大抵の場合 ”鹿せんべい” を与えた後に「もっとくれ」とおねだりされてるだけです。

   

良い時期ですから紅葉も真っ盛り。昨年は12月上旬に京都を訪れ ”枯れかけの紅葉” を眺めた記憶がありますが、今年は絶妙なタイミングで、散りはじめ!といったところなので残っている葉は最高の色付きです。

この日は予報より雲が多めの天気となったため、日が陰っている時は期待するような輝きが見られず、運良く光が差し込んだ枝を見つけられたタイミングでシャッターを切るようにしていました。

紅葉や桜みたいに透過する被写体は逆光で撮ることを心掛ければそれなりに綺麗に写せますが、もうひたすら露出補正ですね。それから中望遠レンズを使うと見せたいものがはっきりします。私の場合ズームレンズを持っていませんから観光地でこんなふうに紅葉を撮るのは大変です。普通観光で望遠って出番少ないですからね。広角から標準レンズを使っていて、こういったシーンに出くわすとすかさずレンズ交換! 正直やり切れません。1日10回以上はレンズ交換ですから。アーティスティックな写真を撮る場合はそれで良いのですが、観光地で3本のレンズを取っ替え引っ替えって辛いですね。こんな時用にそこそこのズームレンズ購入検討中です。

 

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