Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

花は綺麗、でもそれプラスαを伝えるのは難しい

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All Photo by inos

花を撮る趣味は無かったんですが、これだけ立派に咲き揃うとそりゃ足も止まるというものです。出来る事ならもう少し日差しが届いてくれれば日向と日陰のコントラストで存在感が増したと思うのですが、この日は薄曇りでした。

昔どこかで聞いたみたいに東京にはアスファルトしか無い!なんて事はなくて、駅前の広場とか街中の公園とか案外身近なところにこうした自然があります。確かに土が見えているエリアは少ないですが、それ故しっかりお手入れされている事が多いですね。時々おじさんおばさんが総出で草むしりとかしている姿を見ると少しホッとします。

花を撮る事が少ないのには理由があるような気がしていて、自分でもよく分かりませんが恐らくそれはスナップ的な要素が少ないというか、周囲の状況に関わらず綺麗なものは綺麗だからだと思います。

写真というものが言語のような役割を果たす事を考えると、花と何かが組み合わさって別の意味を成すとか、ある角度から見ると特別な見え方をするとかそういった伝達要素に期待したいところ、花というのはそれ自体が綺麗なので、綺麗なものを綺麗に撮る事は、真夏に「今日は暑いですね」と声を掛けられるようなもので、その話題ならもう3人と話したよ!みたいに飽きてしまうところがあります。

せっかくなら「今日みたいに暑い日は裏通りにあるかき氷が美味しいよ」それくらいの見せ方をしたいところ、現実はなかなか難しいものです。

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