Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

G-Masterに勝る価値は無印のほうにあった

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All Photo by inos

ここ1週間ほど当blogに掲載してきた写真はほとんどこのSONY SEL85F18で撮っています。はい、レンズを購入したという事です。少し前にTAMRON 28-75mm F/2.8を購入したばかりじゃないか!というなかれ、それぞれ用途が違うというもので、あちらは記録用。こちらのSEL85F18は画作り用です。レンズ交換が出来るのが一眼カメラの良さですからそのメリットを最大限に活用します。

SEL85F18つまりは85mmのF1.8という事ですから大口径中望遠の位置づけかと思います。ただ一般的に85mmと言って連想されるのはメーカー問わずF1.4のほう。俗にいうポートレートレンズっていうやつですね。SONYからもGマスターとZEISSブランドの2ラインナップがリリースされていますが、先日しばらくGマスターレンズを借りて使ってみたところ、レンズだけで1kg弱ありますからとにかく重くて持ち歩くのが億劫になります。写りは最高!と言われてもその重量差を持って余りあるメリットかと言われると私はそうは思いませんでした。

持ち歩かないカメラに意味はない! というわけでこちらのF1.8にスポットライトがあたるわけです。F1.4がF1.8になるだけで重さは半分以下の370g。そして小型なので標準レンズのように持ち歩けます。値段もGマスターの1/3。それでいて写りはGマスターに負けず劣らずで色収差や逆光耐性を無視すれば対等に語れるレベル。色収差は星を撮るなら致命的ですが私の用途は街角スナップですので全く問題なく、逆光時のフレアはむしろ私が好んで取り入れる表現の一つなので好都合! レンズフードすら外して撮るのが私スタイルですからね。カリカリキレキレに興味はないのです。

今の所このレンズはトータルバランスが最高。安い、軽い、小さい、写りがいい、柔らかいボケ、見た目の圧迫感が少ない。LM-EA7とオールドレンズを置いて、初めてこれ一本で出かけようと思えたEマウントレンズ!

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