Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

プリントが仕上がりました

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All Photo by inos

毎日カメラの事ばかりで、そんでおまえどんな写真撮るんだよ!と突っ込みが来そうなので、一応成果物も掲載しておきます...。

プリンターの方との打ち合わせからテストプリント、そして本番のアウトプットまで2週間強を要しましたが本日いよいよB2サイズオーバーの巨大プリントが仕上がってきました。通常このサイズだと納品は大きなロール状にして輸送するそうですが、今回は少し無理を言ってフラットなまま輸送してもらいました。

先日何枚かのテストプリントをA4サイズでして頂いた事を書きましたが、今回はそのプリントを色見本としてB2サイズに引き延ばし。しかしプリントというのはなかなか奥が深いようで、同じプリント設定でも出力サイズが変われば見た目の印象も変わるとの事、そのため巨大プリントに関してはストレートに行わず見た目の印象をA4サイズに近づける為のカスタムプリントとして頂きました。

ちなみに上下の写真で小さくハガキのように写っているのがA4サイズ。実際はA4プリントを入れる封筒なので二回りほど大きいのですが、それと比べると今回のプリントがいかに巨大か分かって頂けるかと。

この写真を入れるフレームはB2規格ではありますがガラス開口部がぴったりB2になっており、つまりはプリントはそれよりも大きくないとフレーム内でストンと下に落ちてしまいます。オーバーマット仕上げのように裏からテープで固定するのなら大丈夫かも知れませんが、気持ち的にはフレーム溝に合わせたサイズでプリントしたいもの...。という事で今回は見かけ上B2サイズではありますが、実際はB2より一回り大きなカスタムサイズでオーダーしておりました。ロールペーパーからのカットで対応して頂けたのでこういったサイズが実現しましたが、一般的なプリントサービスでは既製品サイズのみでしょうね。

横幅が約80cmのプリントですから私の予想では梅雨時の湿度の高いシーズンには1mm程度の伸縮は覚悟しなければならないだろうと、フレーム溝のサイズを正確に計測し4辺にそれぞれ1mmずつの余裕を持たせてオーダー、アフロアトリエさんの正確なカットにより計算通りの余裕が生まれ微調整無しでドンピシャのフィッティング。相当悩んだ白縁もこうして見るとフレームと写真との間にメリハリが生まれて見やすいですから付けて正解だったようです。

このサイズのマットペーパーってあまり見た事が無く届いた直後は水墨画みたいで若干違和感を覚えましたが、いざフレームに入れてみると表面がガラスで覆われますから均一な反射で自然に見えるようになります。A4テストプリントの段階でグロスペーパーとの比較をしておいたのが功を奏しました。と、簡単に書きましたがこのフレーム実は9.5kgもあるので壁に掛けるだけでも手がプルプルします!

いやぁやはりプリントは良いですね。それも小さいものではなく大きなプリントというところがミソ。大きく引き伸ばした時に初めて成立する画ってのがあるんですよね。

さて、これにて巨大プリントは完成したわけですが、テストプリントを含め代金はまだお支払いしておりません。この後凄い金額の請求が来るんじゃ...。

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