近頃、電車内でヘッドホンからの音漏れが気にならなくなったのは私だけでしょうか？

1,2年前までは通勤通学のぎゅうぎゅう詰めになった電車内であれば、大抵1人や2人はヘッドホンからシャカシャカ音漏れしていたものですが、近頃はめっきりいなくなりました。あの音漏れは聴いている本人は気付きませんから仕方がない事かも知れませんが、公共の場であれば少し控えめのボリュームに設定する事である程度回避は出来るというものです。

さて、なぜ最近は音漏れが気にならなくなったのか？恐らくそれはカナル型とかインイヤータイプと呼ばれる音漏れ防止や遮音性に優れたヘッドホンが流行しているからでしょうね。2年くらい前までは耳掛けタイプのヘッドホンが流行しましたがあっというまにブームが去った感じがします。耳掛けタイプは原理的に遮音性や音の再現性に不利と思われますから流行の理由は見た目の新しさだったのだと思います。

カナル型ヘッドホンは分かりやすく言えば ”耳栓型ヘッドホン” ですから、パーソナルな空間を作るなら理想的なスタイルです。音楽を聴く本人も、周囲の人の為にも、これからカナル型が ”普通” と言われるオーディオ事情であって欲しいと願います。