Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

もうケーブルは不要と感じた

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All Photo by inos

私を取り巻く人々が次々にワイヤレスイヤホンを購入しなんだかとても快適な音楽ライフをお過ごしのようなので、いっちょ買ってみよう!と意気込んで手を出してみました。

購入したのはBang & OlufsenのBeoplay E8。正確にはB&O PLAYですから、本家Bang & Olufsenの名前だけ使わせてもらったカジュアルブランドという、BRABUSの名前を身にまとったSMART BRABUSみたいなインチキ臭さは感じなくもないですが、デザインと音質重視でこれに落ち着いた感じ。

ソニーで同型のワイヤレスイヤホンWF-1000Xは似たような価格帯ながらノイズキャンセリング機能を内蔵していますからどちらにしようか悩んだのですが、Beoplay E8はBluetooth接続が切れにくく安定している!と評判でしたし、見た目にも一回り小さいという点が私には響きましたね。

イヤホンを購入する際に心配するのはアシンメトリーな私の耳にどれだけフィットしてくれるかという点。右耳に対して左耳のほうが穴が小さくイヤホンの形状次第では片方が安定しないことが少なくありません。それがイヤホン自体が大きめで使用者を選びそうなワイヤレスタイプとなれば尚更。実際に使用してみた感じではそんな私にも驚くほどフィット。左右ともぴったり収まって頭を振ったりジャンプしたくらいでは外れません。というか手でつまんで意図的に引っ張らない限り外れる余地がありません。

音質に関してはワイヤレスという事で期待していなかったのですが、これがなかなかどうしてびっくりするくらい良い音がしますね。これまでKlipschのX10という高級イヤホンを使ってきましたが、それに負けず劣らず良いです。ただし最初に装着されているシリコン製のイヤーピースではハイ上がりでローが不足した疲れる音ですが、同梱されているコンプライのスポンジ製イヤーピースに取り換えるだけでハイがうまく吸収されローも量感が増すので実に聴きやすく変化します。バランスド・アーマチュア式のイヤホンに慣れていて久しぶりにダイナミック式のイヤホンを使うと低域の歯切れの良さが気持ち良いですね。

ただ、不満が無いわけではありません。安定性が高いとされているBluetooth接続がやはり人ごみに影響されて時々切れる事。こればっかりはワイヤレスなので仕方ありませんが、品川駅構内などは必ずブチブチ切れますね。

まあそれらを加味しても余りあるメリットはやはり左右独立ワイヤレスである事。その昔ソニーからカセットウォークマンが発売されたころ誰がこんな未来を想像したでしょう。イヤホンは耳の中だけで完結しケーブルは不要な時代。しかもイヤホン自体がタッチセンサーになっており、曲送り/曲戻し、ボリュームコントロール、再生/停止、ミュート&周囲の音を取り込む機能がワンタッチで操作可能。小さくオシャレなケースに収めれば自動的に充電が開始されトータル12時間の再生に対応。

音質とデザインと携帯性と色。そのすべてに大満足の買い物です。

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