一般企業では節目となる期末ですね。何かと忙しいというだけでなく部署の移動などもあるでしょうからバタバタするのは間違いありません。私の周囲でも4人が今日限りで遠くへ移動していくことになりました。

私のような個人事業主は何につけても会社員のような安定性はありませんが、流動的な日々を過ごしているからこそ環境の変化には免疫がありますし、自らの意思一つで身の置き方を決められます。

しかしそれは大海原に大きな船で漕ぎ出すか、小さな船で漕ぎ出すかの違いに過ぎません。どちらにしても目標を定めなければ進む方向は決まらず、漕ぎ続けなければ目的地には近づかないという事です。

大きな船ならそれぞれ役割分担が決まっていて、誰がどこを担当するかその配置を客観的に判断する人がいて、担当者は決められたポジションで全力を出していれば船は効率よく前に進む．．．そんな仕組みになっているかと思います。

いっぽうい小さな船は自分一人で目標を定め舵取りをし、体力と相談しながら漕ぐ速度を考え、船が痛んだら修復する技術が求められる．．．。その代わり、自分のペースで好きな方向に進めるというメリットがある。

どちらが良いとか悪いとかではありませんが、この時期はそんなことを考えるきっかけになっています。