Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

天下一植物界 2019(1)

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All Photo by inos

明日からの関西出張に先駆けて本日より大阪入りしております。天気予報を見ていても東京より関西の方がギリギリ雨を凌げそうでしたしね。

と言ってもただ大阪にポツンといても仕方がないですからちゃんと目的をもって行動するのが基本です。今日の予定は京セラドームでのイベントを楽しむ...。

ただちょっと想定外だったわけです。何ですかこの人の群れは!。私にとってはじめての京セラドームでしたから予定では周囲をぶらぶら歩いてみてドームが一番綺麗に見える場所を探して写真に収め、それから目的地直行!というつもりだったのですが、最寄駅の大正駅からやたら人が多いな?とは思っていたのです。交通整理のガードマンがあちこちに立っていましたしね。

そして気になるのはやたら若い女の子が多い事。もう歩きながら聞いてみましたよ「今日何かあるんですか?」って。

そしたら即答で「嵐とHey!Say!JUMPのコンサートです」って。愕然としました。この状況で私は目的地にたどり着けるのか?と。嵐のコンサートも京セラドーム、私の目的地も京セラドーム。ただし私のはドーム本体ではなくドームの9階にあるイベントスペース。

目的は違っても目指している場所は同じですから、私もガードマンの指示に従ってこの人混みの中を一緒に歩くほかありませんでした。堂々と一眼カメラを握りしめて歩いていれば周囲からは「カメラなんて持って入れないよ、知らないの?」って目線が。いえ、ですから私はコンサート目的じゃありませんで。

コンサートは1日2回公演らしく、この時はちょうど1回目が終わって帰る人達と2回目を目指して集まってきた人達が渦潮のように独特の流れを作って滞留しておりました。そして次の入場はまだしばらく時間がかかるのでしょうね、入り口付近は人人人が止まったままもう身動き取れない感じ。

仕方がないのでガードマンに声をかけました。「あの〜私コンサートじゃなくて9階のイベントに行きたいんですけどどうやって入場すればいいんでしょう?」そしたら親切なおじさんは「ああ、さっきもそういう人いたよ、あそこのエスカレーターで優先的に上に上がれますよ...」。助かりました。

無事に9階まで上がれた時はもう天国のようでした。エアコンがキンキンに効いてますし何より人が少ない。というか常識的な密度。

私が目指していたイベントはこちら、”天下一植物界“。つまりは植物関連の展示会です。え、ええ地味ですよ。そりゃ先ほどまでの嵐のコンサートの空気感からしたら至って地味です...。でも私的にはこの場の方がテンション上がるわけで。

このイベントもSNSにて情報が飛んできたので知ることができましたがぼーっと毎日を過ごしていたら気付かずに後の祭りになるところでした。東京でも開催してくれると良いんですけどね。

これまでにも何度か開催されてきた展示会のようですが私は今回が初参加。昼間の入場は入場料を取られますが夕方からなら無料です。

でも主催者側の立場になればタダでイベントが出来るわけではありませんから有償が基本で良いと思います。むしろ次も開催してほしいという気持ちで一石を投じると思えば神社のお賽銭にも共通する価値ある支払いなわけで...。もちろんお金を払って入場しましたしアンケートもちゃんと記入してきました。

本格的なイベント報告は明日以降紹介予定ですが、一番最初に目に飛び込んできたブースの紹介だけ。

てっきり植物だけの展示会かと思っていましたが、こうしたハンドメイド作品も販売されていて驚きました。このモダンなサボテンみたいなのは全て陶器で作られており、その多くは一輪挿しとして機能します。サボテンの真ん中、カボチャで言ったらヘタの部分のポッチが取り外せるようになっていて、そこに生花やドライフラワーを挿せるようになっているのです。使わない時はヘタをつけておけばオブジェとして成立するわけですね。

なんだかこのクオリティの高さが凄いですね。見るからに作り物と分かるんですが、それを上手く利用してモダンにまとめているという。色使いとか最高にうまいと思いました。また、陶器の植木鉢に本物の砂、陶器のサボテンに本物のドライフラワー、そんな組み合わせて展示されているので見ているこちらの頭がパニックです。

購入するしないとかそういう事ではなく、イベントというのはこうした創意工夫やテクニックを間近で見れるのが最高に楽しいと思います。

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