今回のイベントはこちらのMosslight- LEDさんからFacebookの投稿をシェアいただいた事で知ったようなもの。当然会場で一番注目していたブースです。
ここに行くまでは私もたかをくくっていましたよ。自宅にある私の苔テラリウムもMosslight- LEDさんの作品に負けてないって!
でも実物を目にしたところ私もまだまだだった事を自覚しました。
かなり近いところまでは私も攻めていますが、Mosslight- LEDさんとの決定的な違いは、苔の成長を見込んだレイアウトでスタートしている点で、私のように最初から欲張りませんから製作から1、2年でバランスが取れているんですね。私のは製作から2年で苔の密度が上がりすぎてしまっているのです。そちらは近日公開。
また、容器の中は多湿にも関わらず結露していないのも注目ポイント。作品によってはスギゴケなども植えられていますからかなり湿度高めな設定だと思うんですけどね。
光の強さも照度計で計測して管理していました。苔って湿った日陰に生えているイメージですが山の中でも自然界は案外光が強くそれを再現するのが大事なんだとか。技術の多くを出し惜しみせず色々教えてくれました。
個人的に気に入ったのはスギゴケに包まれるように丸くかたどられたホソバオキナゴケのこの作品。最初から丸い苔ではなかったようなのでここまでに成長させるには2、3年かかってますよね。脱帽です。
隣にあった水草シリーズ、こちらは比較的簡単ですね。侘び草をドボンと入れて針金で釣って強めの光があればあとは定期的な水換えと液肥で形になります。私も以前侘び草育てていましたから大体わかります。
プロトタイプにつき非売品とされるLEDライト。このアルミの塊が一番欲しかったり。
ライトとガラス容器の隙間、これが肝心ですね。容器内が結露しないカラクリはここにありますし、内部の温度管理もしやすいのだと思います。私のテラリウムも同様に隙間開けて管理しているのですが結露するということはもう少し通気性が必要なんでしょうね。
下の3つは新たなベース素材に苔を植え付けた状態で今後リリース予定のモデルなんだとか。確かにライトもプラスチック製で優しい感じですし商品化間近って感じですね。
私もこれに負けないくらいの作品作り頑張ろうと思います。