モンスタースポーツの直営店、モンスター東名横浜へ。スズキ車を中心としたチューニングを得意とするショップですね。
愛車ジムニー、納車1ヶ月にしていきなりチューニング！ というわけではありませんで、今日は下回り防錆塗装を予定しておりました。本当は納車翌日には施工したかったのですが、ショップがお盆休みだったり私のスケジュールが合わなかったり天候が悪化したりで、伸びに伸びて1ヶ月遅れでの実施。まあ私的には雪の時期に間に合えば良い．．．くらいに考えていたのでのんきなものです。
これまでの車は防錆塗装ってしてこなかったんですけどね、この車は雨でも雪でも気兼ねなく走る予定ですから転ばぬ先の杖的な。
単なる防錆塗装なら何もチューニングショップにお願いするまでもなくディーラーだって出来そうなものですが、ここモンスタースポーツを選んだのは他でもなく透明塗料で施工してもらえるから。
一般的に防錆塗装といったらシャーシブラックのような塗料か、ノックスドールみたいなゴム系塗料のどちらかですが、いずれも真っ黒。まあいずれはそういった塗料で塗ってしまっても良いのですが、私的には全部真っ黒にしてしまうのは少々抵抗があって、カラーはカラーのまま残したいという気持ちと、最初の1、2年は透明のままにしておき錆びやすい箇所を判断したいという狙いがあります。塗装したからといって全く錆びないわけではなく多少はどこかが錆びますからね、それが透明塗料なら経過を判断しやすいというわけです。
本当は愛車がリフトアップされてシューシュー塗られている工程を写真に撮る予定でしたが、有名ラーメン店でお昼を食べるためバスに乗って一回りして戻った時には作業が終わっていたというオチ。いきなり完成の図。
どれくらいで乾燥するか知りませんが、少なくとも塗装直後に触れてみると塗料というより油のような感触ですが．．．。故に自然な仕上がりになりました。
モンスタースポーツはこんなところ。バリバリのチューニングショップです。え、奥の車は何ですか？ という感じ。SX4と聞いてもベース車両を知らないのだけれど、ヒルクライム専用車両だそうで。
昔の私ならこういうの興味津々で飛びついたと思いますが、少し大人になりまして一歩引いたところから見れるようになりました。それよりも気になるのは隣に並んだジムニー。モンスターは新型ジムニー用のパーツを少しづつリリーしていますからそのコンプリートカーという事でしょう。
カーボンボンネット。一般的にこういう格子模様を見ると「うわカーボン！」って感じで高級素材と一口に語られますが、これはウェットカーボンですからグラスファイバーに近い樹脂で固めたカーボンですね。ドライカーボンの場合真空引きという製法の特徴で所々巣が出来ますし、カーボン本来の軽さと硬さになりますが、お値段がねぇ。
こちらはウエットカーボンなので低価格でそこそこの軽量化ができる現実的なアイテム。ノーマルジムニーのボンネットってびっくりするくらい重いですからね。これに交換したらそれだけで数kgの軽量化は間違いないと思います。青空駐車じゃなければこういう選択もありですね。カーボンは直射日光厳禁です．．．。
新型ジムニー用マフラーも各社から出てきました。もちろんモンスターからも。でも今の所私の希望に沿うようなマフラーは見当たらず。
マフラーというと多くの車好きは ”音” 最優先で選ぶようですが、そもそもマフラーってエンジンの出力特性を左右するもので、音は付加価値に近いと思うんですよね。抜けの良いマフラーを付ければ高回転でパワーが出る代わりに低速トルクが落ちますし、低速トルクを重視すれば高回転の伸びが悪くなる。ターボ車なら尚更ですよね。だから自分の走りに合った特性のマフラーを選ぶということになと思いますが、音優先で選んでしまうと ”サウンドは心地良いが乗り難い” という結果もあるわけで。
でもそういうエンジン特性の話はあくまで性能重視で考えた場合で、現実はそこまでシビアに考えないのが普通ですかね。今の私はとにかく静かなマフラーが好みです。深夜に天体撮影に行ったりした場合にエンジン音がうるさいと周囲に迷惑ですからね。だからノーマルマフラーが最高！ でも鉄のマフラーは錆びますから、どこかのサードパーティが純正並みのサイレンサーでステンレス製を発売してほしいのだけれど。
いずれ私もノーマルタイヤから一回り大きなタイヤに履き替えると思います。流石に新車早々履き替えるのは勿体ないので標準タイヤが減ったら．．．ということになると思いますが。ただその場合、フルバンプするとタイヤハウスの一部と接触する可能性が高くその保険としては1インチ程度車高を上げることになると思います。
ジムニー乗りの間では2インチや3インチアップが流行しているところモンスター製のこちらのスプリングはわずか20mmアップ。控えめがよろしい。参考にさせて頂きましょう。