もうだいぶ慣れましたが、ジムニー納車直後かなり戸惑ったのが、車庫入れ、幅寄せ、バック。いえ私だって天才的な才能こそないにせよ人並みには車の運転は出来るわけで、その前提であえてその3つが難しいのがジムニー。

これは想像もしていなかったのですが、ジムニーは極端に背が高いのでドアミラーにリアフェンダーがほぼ映らず、後方は見えるけれどリアタイヤ周辺は見えないんですよね。だからバックするときはリアタイヤ周辺に何か落ちていても気づかない．．．。最初のうちは ”げっ怖！” って思いました。

そこで初めて知るわけです、助手席ドアミラー下に付いている2面鏡式サイドアンダーミラーの有難さ。この小さな2つのミラーが前輪と後輪を常に映し出してくれるので縦列駐車のように縁石ギリギリまで車を寄せなければいけないような状況においてタイヤとの距離が把握できるのです。

サイドアンダーミラーの存在はカタログで見て知っていましたけれど、車の下の方を映してくれるのだろう．．．くらいに思っていましたが、それぞれのタイヤを監視しているんですね。なるほどという感じ。

ただ如何せんミラーが小さいので特に前輪は見辛いですね。運転しながらミラーに顔を寄せてしまう事しばしば。これのおかげでだいぶ助かってはいますが、本当はドアミラーそのものがもっと上下に長くそして湾曲形状であれば足元から後方まで1枚のミラーで見えるような気がするんですけどね。こういう悩みは背が高い車ならではなんですね。

ちなみにドアミラー左上のマークはヒーテッドミラーの証。ミラーが曇ったり雪が付着してもヒーターで溶かすことが出来るという実用アイテム。雪国使用もちゃんと考えられているんです。