Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ジャパンキャンピングカーショー2021(3)

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All Photo by inos

会場でもひときわ注目を浴びていたのがこちらのドーム型ハウス ”EZ DOME”。キャンピングカーのイベントなのに?と冷静に考えると疑問もありますが、何しろこの見た目のインパクトが注目される理由。

説明無しには一体これが何をするものなのかピンときませんでした。ただ、可愛い!という第一印象で皆が足を踏み入れている感じ。

しかも見たところ似たようなドームがいくつも並んでおりそれぞれ内装が異なるばかりでなく、扉や窓の大きさ、形、数までも様々で、倉庫のようなテントのような家のような。つまり購入者次第で色んな使い方が出来る...そういうことのようです。

そのうちの一つ、室内を見せてもらうとベッドやシステムキッチンが設置されており、ちょっとした家のよう。グランピング施設にあったら人気が出そうな仕様にまとまっておりました。

室内スペースは約16㎡とのことなので4畳半くらいの広さですね。天井高も十分確保されていて窮屈な感じはありません。いくつものパネルを組みわさせてドーム型に整形されており高密度ポリエチレンなる素材で出来ており耐候年数は15年ほどらしいです。

説明員の方の話を聞いて、何に使うわけでもなくこの存在そのものに興味が湧いてきたところでお値段を聞くと79万円との回答が返ってきました。あらそんなもんで購入できてしまうんですね。この会場に並んでいるどのキャンピングカーより安いため皆そこで心を奪われたのではないでしょうか? 私もその一人でしたから。

安価設定の秘密は、このドームはキット販売されており組立自体は購入者自身が行うからで、それでもEZ DOMEの名の通り組立作業は大人2人で90分を想定しているんだとか。まあ同じ形のパネルを並べて連結していくだけですから簡単そうではありますね。

基本キットをベースに豊富なオプションパーツで自分好みのドームを作り上げることが可能です。この写真のように入口を多数設けて休憩室のような使い方も可能ですし、扉も縦ハッチタイプと横開きタイプが選べたり、外部電源コンセント用パネルや網戸にカーテン、エアコンなどの設定もあります。

ただこれを自宅の庭などに本格的に設置してしまうと居住スペースと判断され税金がかかってしまうのが日本の法律の面倒なところ。基礎工事等をせず庭に置いておくだけならテント扱いでその対象からは外れるらしいので、その辺りは工夫が必要ですね。

例えばこんな使い方もできるのですね。バイクなどを保管する車庫のようにも使えますし、DIYが好きなら作業場として使うことも出来そうです。何もキャンプに特化したアウトドア用と割り切る必要はなく、自宅にもう一つの個室を建てる!そんな捉え方をすると使い道が広がりそうです。

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