Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

日産ギャラリーを見た

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All Photo by inos

みなとみらいでの仕事帰りに日産ショールームに立ち寄ってみました。私にとってトヨタとか日産という自動車メーカーはあまり縁がないのですがここ日産本社には珍しい車が展示されていますから1度は覗いてみるのも良いかなと。

数あるカッコイイ車の中に1台だけ雰囲気の違った車が展示されているのが目に留まりました。こちらは日産の前身となる ”たま電気自動車” 1947年(昭和22年)のE4S-47-Iとう車。驚くじゃないですか、何がってこの時代に電気自動車ですよ!

見た目はかなり小さなマイクロコンパクトカーといった感じですが、これで車重が1,100kgもあるというのですから、やはり走行用のバッテリーが相当大きく重いのでしょうね。1充電走行距離は65kmとのことで最高速度は35km/h。時代を考えれば十分頑張っている値だと思いますが、今なら電動アシスト自転車レベルの性能ですね。

昔の車ってなんとも言えずこうしたフォルムが魅力的ですよね。そりゃ空力性能など考え始めたらお話にならないのでしょうが、所有欲という観点で言えば現代の車よりずっとそそられます。

多少デフォルメしても良いのでこうした方向性のデザインでキャンピングカーとかキッチンカーとか出したら結構注目を浴びると思うんですけどね。

私的にはこれまで日産がリリースしてきた歴代の車の中でこのフィガロが一番好きなモデルです。私が高校生くらいだったと思いますが、マーチのプラットフォームを使ったクラシカルスタイルの3兄弟というのが発売されまして、Be1、フィガロ、パオは数量限定で販売されたのを覚えています。流石にこちらのショールームにも実車は無くこの1/4スケールくらいの模型のみでした。

今となっては交換パーツが入手困難という理由で所有者はかなり減ったようですが、最近だとテレビ番組の ”バナナマンのせっかくグルメ” の中で日村さんが乗っていますね。こういう車を発売してくれたら私も日産に心奪われてしまいそうです。

時代は一気に最先端へと飛んで、こちらは現代のレーシングカー、電気自動車のLEAFがベースになっているということで、レース業界もいよいよEVが主流になってきた感じですね。サーキットで走るならやっぱりエンジンの爆音があってこそ迫力を感じられる気もしますが、音だけでなく大気汚染への配慮という点を考えたら当然の流れですね。

さらに未来のEVレーシングカーとなるとこういう形になるのでしょうか。ここまでくるともはや車ではなく宇宙船のようで私のような一般庶民には縁遠い存在のように思えてしまいます。子供目線で眺めればカッコイイとなるのかもしれませんが私的にはこういう車にはあまり興味がないんですよね。若かれし頃ならともかく少なくとも今の私は...。

近年はアウトドアブームも相まって自動車業界もSUVが人気です。SUVというといわゆるジープっぽいごっつい車の総称のように思われがちですが、厳密にはもっと細かな区分けがあって良いのではないかと思います(もしかしたらあるのかも?)。4駆というカテゴリーをSUV一括りにしてしまうとジムニーみたいなクロカン4駆とこちらのコンセプトカーは同じ枠に入ってしまいますが、明らかに方向性が違いますよね。

CHILL-OUTと呼ばれるこちらの車、詳しいことは知りませんが随分高級そうでスポーティーなSUVという感じ。噂では市販化もそろそろ始まるようなのでデザインは多少現実路線に落ち着くでしょうが実際にこういう車が街を走るようになるのですね。SUVとは言え泥んこの中へ突進するのは勿体無くて出来そうにありませんが...。

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