ホテルの部屋を手配する時の条件として私が優先するのはデュペスタイルのベッド。予めシーツをマットレスに挟み込んであるベッドメイキングは見た目も寝心地も解放感に欠ける気がして、羽毛布団がふわっと掛けてあるデュペのほうがリラックス出来ます。

部屋に入ってベッドメイキングの仕上がりを判断するのは壁に掛けられたアートや写真の額がちゃんと水平に飾られているかどうか。きっとマニュアルには載っていない気遣いだからです。

郡山、岩手、秋田と、仕事をしては深夜に移動する日々が続きましたが、ようやく東京に戻る事が出来ました。秋田からのAirはJALの最終便でしたが、大雪の関係で空港へ向かうタクシーも、駅からのリムジンバスも、そして肝心の飛行機の離陸も大幅に遅れ、一時は本当に帰れるのか心配になったくらいです。なにせ大荒れの天候でしたから空港は全ての便の出発を遅らせて除雪作業を行っておりました。それでも乗客が機内に乗り込んでいるうちにたちまち積ってしまい再度の除雪作業。定刻でいけば羽田に着いている頃になってようやく飛び立つ事が出来ました。荒れた天候での離着陸はパイロットもドキドキだったでしょうね。

秋田に比べれば東京は温かですが、今夜から明日にかけて雪になるようです。なんだか移動の実感の湧かない週末になりそうです。