Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

オールシーズンこれでOK

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All Photo by inos

車中泊のお供、寝袋。真夏ならタオルケット1枚で寝られるかもしれませんが、それ以外の3シーズンは基本的に寝袋が必要ですね。

これまで私が愛用していたのはスノーピークのSSシングルというモデルで4月~9月用の物。確か使用下限温度は5℃くらいだったと記憶しています。でも寝袋の使用下限温度って表記よりも5℃くらい高く考えないと寒いので、実質SSシングルは10℃までが快適温度と考えて良さそうです。

となると氷点下を記録するこの時期の山で使うには役不足! 先月くらいから車中泊で使っていても明方には寒くて目が覚める事しばしば。そこで更なる寒冷地仕様の寝袋を新調しました。今年コールマンがリリースした最高傑作、4シーズン対応マルチレイヤースリーピングバッグ。使用下限温度は-11℃!

マルチレイヤーと言うくらいですから、この寝袋はアウトレイヤー、ミッドレイヤー、フリースの3ピース構造となっており、春秋はアウトレイヤーとフリースの組み合わせ、夏はミッドレイヤーとフリースの組み合わせ、冬は3つすべてを組み合わせる事でオールシーズン対応というわけ。言ってみれば複数の寝袋を重ね着しているようなものですね。

先週届いたばかりでしたが、すぐに使えるチャンスがやってきました。それが先日の群馬観光。

結論は ”とても暖かい”。外気温は丁度0℃くらいで明方の車内温度は4℃くらいまで下がりましたが全く寒くありませんでした。それも3レイヤーのうちのフリースは使わずにです。フリースまで組み合わせたら確かに氷点下まで対応できそうな保温力。

ただしこの寝袋にも欠点があります。それは畳んだ時のこのサイズ! 夏用の寝袋なら3人分くらいありそうな存在感。まあこれは仕方が無いですね。殆ど布団を積んでいるようなものですから。

実はこの寝袋を購入する際にダウン素材のモデルと悩みました。ダウンであれば同じ使用下限温度モデルならこの1/5くらい(もっとかな?)まで小さくなるのですが、オフシーズンには空気が通るように保管しないといけなかったり、汚れたからといって丸洗いが出来ずメンテナンスに気を使うと言われています。更にダウンモデルは大抵マミー型(みの虫みたいな形)で、封筒型は殆どありません。そして何よりお値段がこの寝袋の3倍~5倍くらいしますからね。コストパフォーマンスが悪いのです。

その点このマルチレイヤースリーピングバッグなら4シーズン使えてお手頃価格。見た目も機能性もよく考えられていますから、畳んだ時の大きさ以外は最高なのです。これを背負って登山でもするなら話は変わってきますが、私のように車中泊専用なら大きさや重さは問題ないでしょう。

暖かな布団が常にジムニーに積まれている...そう考えればかなり心強い冬キャンプ装備ですね。じゃあこの前買った寝袋要らなかったじゃん!とも思いますが、あちらはコンパクトかつスタイリッシュなので暖かい季節はこの寝袋と入れ替えてジムニーの後部座席を起こしさりげなく持ち歩く!そう考える事にしました。

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