Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

群馬の有名な橋を見ておく

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All Photo by inos

いつも下調べ無く訪れてしまう群馬県。初日の妙義山だけでは勿体ないからと次に目指したのは ”碓氷第三橋梁” なる名所。

通称 ”めがね橋” の名で知られるここは碓氷峠の山奥にある国鉄信越本線の橋梁で、現存するレンガ造りの橋としては国内最大級だそうです。

よくもまあここまで積み上げましたね!と感心する200万個ともいわれるレンガの数。1,800年代にイギリス人によって設計されたそうな。富岡製糸場にも共通しますがその昔群馬県は積極的に海外の文化を取り入れていたんですね。

この橋は脇の山道を進めば上まで上ることが出来ますが、急な階段が続くため皆息を切らしながら歩いてきます。当時の設計のままの橋は厳重な柵などありませんから身を乗り出せば落ちてしまいそうなところ、そのわりに恐怖感が無いのはそのどっしりした安定感が関係しているんでしょう。

更には橋の両端はトンネルになっておりその中も歩いて進むことが出来ます。つまりその昔線路だったラインが今は散歩コースのようになっていて数kmのトレッキングが楽しめるというわけです。

トンネル内は当然照明が点いているので怖い感じもなく、足元も比較的平らなので本格的な装備が無くても楽しめそうでした。まるでスタンドバイミーの世界ですね。この雰囲気からしてミュージックビデオのロケ地としても使われていそうな。私は数百メートル歩いたところでUターンして引き返しました。止めどなく進んでしまったら戻ってくるのが大変ですから。

写真で見るこの橋は深い谷底に掛かるイメージでしたが実際は碓氷峠のカーブの途中に突然現れ、道路より遥か高い位置に存在していたのは想像と違っていました。後になって考えれば、道路と並行して線路があるわけですから当然と言えば当然なのですが。

それはそうと、碓氷峠というと私としてはイニシャルDという漫画やドリフトキングで知られる土屋圭一がその昔走り屋君としてブイブイ言わせていた峠...のイメージが強いです。夜になるとそっちの人達が今も走っているのでしょうか。この橋の存在もさることながら峠を車で走っているだけで少し特別感がありました。

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