ジムニーで車中泊をするにあたり、荷物を載せるための網棚を設置できるよう工夫してみました。このステンレス製のバーはカーメイトから発売されているクロスライドシリーズで、後席のアシストグリップを取り外しその穴を利用してバーマウントを取り付けます。

バーの使い道は様々で、洋服を掛けるハンガーを吊るしても良いでしょうし、網を別途購入して網棚として使っても良いと思います。車中泊の際はシートを倒しフルフラットにした上でインフレーターマットや寝袋を広げたりしますから、シート上に荷物があると邪魔なんですよね。着替えや、小物、踏みつぶしてはいけないような眼鏡など、軽めの荷物はここへ載せておくことが出来ます。

網棚は2重になっており、ファスナーも装備しているため財布やモバイルバッテリーなど、硬めのものはしっかり口を閉じておけば夜中に顔の上に落ちてくる！なんてアクシデントを防げます。

この高さであれば寝袋で寝ている状態から手を伸ばせば荷物が取れるためわざわざ起き上がらずにアクセスできる点が◎。

最大の欠点は、ただでさえ天井の低い（床が高い）ジムニーですから、この網棚が張ってある状態では荷室に座れない事。網が無かったとしても座高の高い私は頭が天井に当たりますからね、網があったら邪魔で仕方ない！。したがってこの網を使うときは車内で寝る時か、大量の荷物を積み込む時の空間利用ですね。それ以外は網を取り外しておくのが現実的。網の脱着は4隅のプラスチックバックルを外すのみです。

なお、私はこのクロスライドシリーズのステンレスバーに汎用のゴム製Oリングを4か所取り付けています。バーの外形が25mmですからOリングは24mmのきつめのものを選べばピッタリ。利用方法は、ハンガーなどを掛けたまま走行しても前後にスライドしないようストッパーの役割です。