Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ジムニーとスタッドレスの相性

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All Photo by inos

BRIDGESTONE BLIZZAK DM-V3をチョイスしたジムニー用スタッドレスタイヤ。この2週間で500kmほど走りましたが未だ雪など見る機会もなく...。年末には長野(南部)の実家に帰省するからして念のため履いているようなものですが、これだけ暖かい冬ならもはやノーマルタイヤのままでも良いのではないか? そんな気さえしてきます。

ブリジストンのスタッドレスはよく効く!なんて都市伝説的な噂を時々耳にします。だからお値段が高いんだ!とも。でもどうなんでしょう、全く同時期に新品装着した複数ブランドのタイヤを同じ道で乗り比べたならまだしも、シーズンも異なれば条件も違う状況で判断ってなかなか難しいですよね。去年まではダンロップを履いていたけれど今年はブリジストンにした...わー効く!ってのもちょっと。

それより最近感じるのはドライな路面での走行性能。性能といっても数字に出るそれではなくフィーリングの話。正直私はこのブリジストンスタッドレスのドライフィーリングは好きになれません。何ていうんでしょうゴムが柔らかすぎるのです。転がり抵抗が大きい。スタッドレスの溝が影響して抵抗が増えているというよりは明らかにゴムが潰れながら転がっている感じ。

空気圧を高めれば多少マシになりますが乗り心地が悪くなりますからイタズラに上げられませんし、かといってノーマルと同じ圧ではアクセルOFF時の減速が僅かですが不自然に感じられます。特にジムニーのマニュアルミッションは3速と4速のギア比が離れ気味なので、4速でアクセルOFFをすると次にONした際ターボが効き始める前の回転数まで落ちるとノーマルタイヤのような加速に繋がらず3速にシフトダウンする事になります。街乗りの巡航ではこのあたりのギアを頻繁に使うためどうも気持ちよく走れないのです。

スタッドレスですから雪道やアイスバーンの事ばかり考えがちですが、そんな日は1シーズンにせいぜい数日、そのために数ヶ月間のドライブが犠牲になるのはちょっと...。ドライ性能をもう少し考慮した硬めのコンパウンドを採用したブランドをチョイスすべきだったかもしれません...。

きっと1,2年もすればゴムが硬化し始めるでしょうから多少はマシになると思いますけど、今年は乗り心地を犠牲にして多少圧を高めて走りますかね。

それはそうと、ジムニーの場合スタッドレスでドライを走っていてもロードノイズはノーマルタイヤと殆ど変わりません。モノコックボディではなくラダーフレームの上にボディが載っかっている構造上、ロードノイズはフレームまでで遮断されボディに伝わってこないのです。この点は非常に快適です。

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