今年は東京オリンピック開幕とあって都内は急ピッチで工事が進められています。道路から建物から駅まで。

私のようにスポーツに疎い人にとっては「そこまでやらなくてもいいのに」と思うような過剰な工事まで含まれており、このタイミングで東京は一気にリニューアルされることになります。渋谷駅構内の乗り換えなんてもはや迷路ですからね。地下鉄乗り場がなぜか地上２階にあったりしますし。

感心するのは迷路のようになった地下のルート設計ですね。地下鉄同士が立体交差しているはずですし、首都高速中央環状線だって地下を走っており、そこにガスや電気や水道管が張り巡らされているわけで、それらを一元管理している地図があるとしたらもはや電子パーツのIC（集積回路）を顕微鏡で見ているような街になっているのではないでしょうか。

今後地方はますます過疎化が進むと言われていますが、これだけネット社会で便利になったのですから田舎だって都会と遜色ないくらい充実した生活が送れるわけで、もっとのびのび暮らせる街づくりは出来ないものかと思ってしまいますね。

何なら東京オリンピックではなく日本オリンピック（呼び方はさておき）にして、陸上競技は北海道、水泳は沖縄、バイクは群馬、トライアスロンは茨木、みたいに各競技を完全に地方で行うような考え方もアリだと思いますけどね。まあ今回は東京開催だったはずのものが途中で札幌に移ったので色々問題がありましたが、初めから地方で分散開催。開会式と閉会式のみ東京開催！みたいなのも良いんじゃないかと。

ただでさえ人でごった返してギュウギュウの東京にこだわらなくても、もっと良い解がありそうな気がしてきます。