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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

QNAP TS-231Pの不具合は自ら解決

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QNAP TS-231P不具合のその後。HDDが壊れたり、NAS筐体の電源が壊れたり、いろいろありましたが結果的に残った不具合は ”時々勝手にシャットダウンしてしまう” という件。

途中経過を報告していると話が複雑すぎるので結果を簡単にまとめると、QNAP TS-231PにWESTERN DIGITAL製10TB HDDのWD101EFAXを組み合わせた場合、その発熱が原因でNASそのものが安全のため自動的にシャットダウンしてしまうことがあるようです。

始めはTS-231P本体の不具合かと考え購入直後という事もあり新品と交換してもらったのですがそれでも症状は変わらず、QNAPのサポートセンターと何度かやり取りするうち判ったのは、TS-231Pはシステムがある一定以上の温度に達すると自動的にシャットダウンする機能が実装されているという事。

しかしサポートセンターの情報によればその温度は70℃以上の高温が3分以上連続した場合らしく、少なくとも私の筐体はHDDがそれぞれ50℃前半、システムが40℃後半くらいですから、いくら多く見積もっても70℃は考えにくいですしシステムログにもそのような記録は残っていませんでした。

その旨詳細にサポートセンターに伝えたところ、あちらにも前例がないらしく結局設計者の元へ情報がエスカレーションされ今後対策を検討するとの事。前例が無いという時点で本当に対応するかどうかはちょっと怪しいところですが...。

ただ私としてはその対策を待っていたのでは自宅のシステムが不便で仕方ありませんから、温度が原因なら!と、NAS本体のファン回転数の制御をオートからマニュアル設定に切り替え、オートの時よりも常に1段回くらい速い回転数に設定する事で対策をしました。

部屋が25℃を超えるくらいの暑さになると流石にファンの回転数が上がって少々うるさいですが、ここ1ヶ月ほどこれで様子を見ていますが今のところ不具合はありません。つまるところTS-231Pのファンのオート制御があまりお利口さんじゃなかったという事ですかね。

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