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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

発酵式CO2システムを改良する

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All Photo by inos

先日、アクアリウム用に試験的に設置してみた発酵式CO2システム。システムといっても砂糖と重曹とイースト菌を混ぜれば二酸化炭素が発生するのでそれをエアーパイプで水槽に導入するだけなのですが、科学的に高純度なCO2が発生するためか水草の成長は目覚ましいです。

身近な材料で作れるこのシステムですが勿論欠点もあってその一つがライフの短さ。350mlという小型のペットボトルを使用する私の場合は約1週間で化学反応が終わってしまいました。もっと大きなボトルで作れば長持ちするでしょうが水槽周りの景観もありますから出来るだけ小型のままでいきたいというのが本音。

そこで今回は350mlの小型ボトルのままライフの延長を狙うべく先日のシステムを少し改良してみることにしました。砂糖水を寒天で固めて化学反応のスピードを低下させようというもの。ゼラチンでも良いようですが、より融点が高いとされる寒天のほうが長持ちするらしい...。

砂糖70g、水110cc、寒天2g弱、これらを鍋で溶かし、固まらないうちにペットボトルに移し一晩寝かせばゼリー状のベースが出来上がります。使用する際はそこへ更に水を2倍ほど入れてイースト菌を加えれば発酵が始まり砂糖が徐々に水に溶けていき細く長く持続するハズ...。

実際にやってみたところ、確かに発酵は始まりますが寒天を使わないベーシックなシステムの時のような勢いがなくエアーストーンから思うようにCO2が出てきません。寒天の量が多過ぎて硬くなり過ぎたため砂糖とイースト菌の発酵スピードが遅くなり過ぎたのが原因でしょうか?どうやら今回は失敗のようです...。

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