Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

七島八島という場所

By
All Photo by inos

美ヶ原・霧ヶ峰方面からは昨日無事に帰京しておりますが撮り溜めた写真があるのでもう少しこのネタを続けようと思います。

標高2,000メートルの美ヶ原では水は大変貴重なものであり、トイレなどに使われる水は飲料水ではなく雨水を溜めたものを使う事が多いようですが、こちらの霧ヶ峰は標高1,600メートル付近という事もありその辺りの事情はもう少し余裕があるのではないかと思います。

それを裏付けるように存在する観光名所は “七島八島” なる大湿原。この広大なエリアが全部湿地帯だというのですから蓄えられている水の量は相当なものですよね。

中学生だったか高校生だったか私も学校の遠足で1度だけここを訪れた事がありました。その頃は湿原なんて全く興味がありませんでしたから “来た事がある” という記憶でしかありませんが、大人になった今再びこのエリアを眺めてみると改めて規模の大きさと自然の豊かさに驚かされます。

この湿原は周囲4kmを歩いてまわる事が出来ます。生半可な気持ちでスタートしたのは良いですが思いのほか遠かったです...。

訪れるのが後1ヶ月早ければここは一面がニッコウキスゲの黄色い花で覆われていたはずですが、さすがに8月に入ってしまいましたからもう終わってしまっていました。それでも湿原だけあって数々の高山植物が咲いており、それはもう大規模なお花畑のよう。人工的に種を撒いたってここまでは咲き揃わないだろうと思うくらい。

高山植物って結構カラフルな物が多くこれだけで綺麗な花束が作れそうですが、決して抜いたり摘んだりしちゃいけないんですよね。

木が立ち並んでいる...それだけで美しく見える、その感覚は私がしばらく東京に住んでいるからでしょうか。昔見たこの場所の記憶よりずっと美しく雄大で魅力的な場所でした。

ただ一つ想定外だったのは、ここを訪れた時最寄りの駐車場には長蛇の列が出来ておりビーナスラインに渋滞が発生していた事。この時期訪れるのなら時間に余裕が必要です。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)