長瀞の岩畳から車で数分くらいの距離に ”月の石もみじ公園” という場所があるのを知っていました。ただこの日はそこへ立ち寄ることを忘れ帰路につき15分ほど走ってから引き返すハメに。いつもなら事前にGoogle Mapに行きたい場所のポイントを全て打ちドライブルートの計画を立てておくのですが、今回は無計画で出発しましたからね、うっかりしていると寄り忘れが出るのです。
目的地まで引き返したところで朝の9時や10時であれば道路は空いていますから何ら苦労はありません。早起きは三文の徳なのです。
月の石もみじ公園というくらいですから真っ赤に色づいたモミジが無数に植っています。駐車場代の500円が実質の入場料。
大自然の山々に紅葉（こうよう）を見に行くと赤い木というのは案外少なくてその多くが黄色や茶色に染まっていますが、モミジやうるしの木だけは期待通りの赤を見せてくれますね。でも実際は完全に真っ赤に染まった紅葉よりも、緑に黄色に赤という具合に場所によってその色づき加減が異なりそれらがミックスされることでいっそう魅力的な存在になっている気がします。
今回この公園にはまさにそのタイミングで訪れる事ができ、黄色と赤が上手い具合に混ざっていました。臨時駐車場へ誘導されるほど観光客が訪れていたわりには敷地面積が広いためか窮屈な感じはなかったです。
紅葉を撮るなら断然逆光ですね。いえ、紅葉に限りませんけど写真は基本的に側光か逆光で撮ると立体感と色が綺麗に出ます。
前の晩はものすごい強風だったためこの日も紅葉狩りどころではないかと思いましたが、日が上れば一気に穏やかな日差しが降りそそぎ絶好の行楽日和になりました。芸術の秋と言いますが、人が作った芸術だけでなく大自然そのものが芸術的でこの時期のドライブは最高ですね。
